リスクマネジメント

事業活動全般についてのさまざまなリスクを分類・評価し、それらの事前対策や有事の際の損失を低減させる活動を行っています。

全社的なリスクについての取り組み

消防総合訓練
消防総合訓練
「CSR統括委員会」の下に「リスク管理委員会」を設置しています。この委員会は、担当執行役員を委員長とし、総務、人事、広報、知財、施設、情報システム、法務などの部門長で構成され、全社的なリスク案件についての対策を検討しています。

情報リスク─情報セキュリティの強化

ムラタが持続的に成長を続けるためには、技術ノウハウをはじめとする機密を含め、会社の資産である情報を守ることが必要です。そのため、情報セキュリティのための組織を設置し、情報セキュリティ施策の整備と運用の浸透を図っています。

情報セキュリティ基本方針、情報セキュリティ管理規定を制定し、全従業員が情報セキュリティについて、理解し、情報を正しく取り扱えるよう、「情報セキュリティガイドブック」の配付や社内研修等で教育に努めています。

また、社内の全部門を対象にパソコンの操作やインターネット通信の記録や監視をしています。一方、情報システムやネットワークについて、外部のセキュリティ診断を利用し、サイバー攻撃への対策などを進めています。

災害リスク─事業を継続するために

大規模な自然災害が起こると事業活動が長期間停止する危険性があります。ムラタでは「お客様に製品を安定供給する」という責任を果たすために、建物・生産設備の耐震性・安全性確保、通信・情報システムのバックアップ体制構築、在庫による供給の維持など、事業を継続させる諸対策を実施しています。

また、定期的な防災訓練の実施により、初動対応の実効性確認と継続的な改善を進めていきます。

知的財産管理・流出リスク

ムラタ製品の模倣品が、東アジア地域を中心に流通していることが確認されています。これら模倣品は正規代理店以外の電子部品商社、及び当社以外のECサイトにおいて取り扱われています。模倣品はムラタの品質基準を満たしておらず、機器に重大な不具合が生じることにもなりかねません。

ムラタでは、お客様が誤って模倣品を購入されることのないように、必ずムラタの営業所または正規代理人からご購入いただくようお願いしています。
また、ムラタは、各国の政府機関等の協力を得て違法な模倣品販売業者の取り締まりを行っています。たとえば、中国で弊社名と紛らわしい社名を使って模倣品を販売していた業者に対しては、社名の変更・模倣品販売の中止等を求めて提訴し、昨年、弊社の請求を認めさせました。さらに、模倣品を販売するその他の業者に対しても行政摘発等により模倣品の販売を停止させています。また、ECサイト上での模倣品に対しては、ECサイト運営業者と協力して違法ページ (模倣品販売、商標の無断使用、虚偽表示等) の是正・削除等を実施しています。

今後も継続的な調査と対策に努めていきます。