お客様への責任と行動

すべてのお客様に高品質で信頼される品質を提供するために、製品の品質・サービスの品質は元より、プロセス・システムの質を常に改善してお客様に期待以上の満足を提供していきます。

お客様満足を高めるための活動

設計・調達・生産、人・物・仕組み・技術の全てのプロセスで質を追求

ムラタでは、お客様に信頼され、ご満足いただける高品質な品質を提供していくために、品質・質の考え方の拠り所となる「品質基本方針」を制定しています。この「品質基本方針」では、製品の品質・サービスの質は元より、設計・調達・生産、人・物・仕組み・技術の全てのプロセス・システムの質を常に改善し、最善の状態に保つことを定めています。

この方針を全従業員に周知徹底するために、各職場にポスターを掲示し、普段からの意識づけを図っています。

品質基本方針
品質基本方針

継続的な品質マネジメントシステムの向上

ムラタでは、継続的に品質マネジメントシステムの有効性と効率の改善を図り、全階層全機能が一丸となって継続的改善に取り組んでいます。全員が仕事の質をスパイラルアップさせていくことで、お客様にご満足いただける品質を提供します。
スパイラルアップ
Target (ありたい姿) のCheck (検証) とAction (実験) を素早く行い、有効なものからPlan (計画) を立案し、Do (活動) を実施していく。

全事業所で品質マネジメントシステムの国際規格を認証取得

グローバルに事業展開する企業にとって、世界統一水準での高い製品品質を維持することは重要な課題です。

ムラタは、海外を含む全ての工場で、品質マネジメントシステムの国際規格ISO9001の認証を取得しています。このうち自動車対応部品を製造する23 (2017年2月28日現在) の拠点では、自動車産業固有の品質マネジメントシステム規格の認証も取得しています。

さらに、材料開発・生産技術開発・半導体・薄膜微細加工技術などの研究開発を担う野洲事業所では、製品・部品の品質を検査するさまざまな試験機と測定器に狂いがないかを検査し調整する「校正」と呼ばれる作業に関する国際規格ISO/IEC17025の認定取得および試験所認定 (JAB) と、計量器を校正する事業所としての能力の証である「計量法校正事業者登録制度」 (JCSS) の認証を取得し、品質評価技術のレベルアップに取り組んでいます。

今後もこれらの取り組みを通じて、品質マネジメントシステムの継続的な改善に努めます。

品質マネジメントシステム認証取得状況

設計審査 (DR: デザインレビュー) ―お客様が満足する設計品質を実現します

ムラタでは、製品の新規設計、製法の新規設計、製品の別用途向け開発において高品質を確保するために、早い段階からさまざまな視点によるデザインレビュー (DR) を実施しています。

対象となる製品・製法・用途については、構想設計 (開発フェーズ) 、詳細設計 (実用化フェーズ) 、量産設計 (工業化フェーズ) の3段階において、設計開発、品質保証及び有識者から構成されるCFT (Cross Functional Team) にてDRを実施しています。品質保証部門長を判定権限者とした合否判定を経て、開発を進める仕組みを採っています。また、市場環境の変化にともなうDRのプロセス自体の見直しも随時実施しています。

お客様ニーズへの対応

お客様の製品開発・設計段階から技術交流で課題解決を支援

ムラタでは、主要なお客様である電子機器メーカーの新製品の設計・開発の初期段階から入り込み、技術交流を行う「デザイン・イン活動」に取り組んでいます。

このデザイン・イン活動によって、お客様の困りごとを解決するソリューションやお客様の要望に応える最適な電子部品の提案を可能にしています。

また、Automotive, Energy, Healthcareといった注力市場に対しては、専任チームを設けてマーケティングを強化し、「近い将来どんな価値を提供できるか」について各地域で活発な議論を進めています。

なお、デザイン・イン活動やマーケティング活動を進めるにあたって、お客様の機密情報の保護・管理を徹底しています。
商品展示会もお客様のニーズを把握する大切な機会です。
商品展示会もお客様のニーズを把握する大切な機会です。

製品の品質向上の取り組み

クレーム情報を一元管理し、再発防止に活用

お客様からの製品クレームは企業にとって重大な問題ですが、このお客様の声はムラタの品質を改善する貴重な情報でもあります。

お客様からのクレームに関する情報は、全てデータベースに集約されています。 クレーム発生時点で営業部門が基本情報を入力し、さらに責任部門が分析結果を入力することで、ムラタ全体のクレーム発生傾向を把握することができます。

クレーム発生時は、事業部が中心となってお客様対応を行います。 また、本社品質保証統括部にて故障解析支援の実施、およびクレームからの学びを全社に水平展開し、再発防止を図っています。
品質問題への対応の図
品質問題への対応

従業員から

渡辺 彩乃
株式会社村田製作所
生産本部
品質保証統括部
品質保証部
品質企画1課
渡辺 彩乃

クレーム情報一元管理のシステム構築と運用

クレーム情報一元管理システムでは、お客様の機密情報の保護・管理を徹底した上で、以下の2点を主な目的とし、国内・海外の拠点からクレーム情報を集約しています。

  1. 関係部門がリアルタイムにクレーム情報を伝達することで、クレーム対応の質とスピードの向上を図る
  2. 情報を有効活用するためのデータの蓄積や、再発防止策の全社水平展開を行う
システムに追加する機能の企画と、現状の機能をより使いやすくするための改善・運用のオペレーションを行っています。
業務を通じて、お客様の不安を速やかに解決し、また同じ不具合を二度と発生させない仕組みづくりをめざし、お客様に期待以上の満足を提供できるように努めています。