福岡スマートハウスで照明制御システムおよびセンサネットワークプラットフォームの常設展示を開始—ムラタのHEMSへの取り組みについて—

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2012/04/13

株式会社村田製作所

代表取締役社長 村田 恒夫

要旨

福岡市が所有するスマートハウス実証実験棟 (通称: スマートハウス常設展示場) において、福岡スマートハウスコンソーシアム加盟企業と福岡市による常設展示が始まります。当社は、電池レス無線スイッチを使った照明制御システム、ワイヤレスセンサと無線ゲートウェイ機器を組み合わせたセンサネットワークプラットフォームを展示します。
スマートハウス常設展示場は、福岡スマートハウスコンソーシアムがスマートコミュニティを推進する福岡市より場所の提供を受け、2010年10月より実証実験棟として活用されてきました。今後は実証実験とショールームを兼ねた施設として、一般市民にも公開されます。
なお、4月14日 (土) 、現地にてオープニングセレモニーが開催され、当社からは商品開発統括部長であり執行役員の岡田剛和が出席いたします。

【参考】 電池レス無線スイッチを使った照明制御システムのイメージ

【参考】 電池レス無線スイッチを使った照明制御システムのイメージ

【参考】 センサネットワークプラットフォームのイメージ

【参考】 センサネットワークプラットフォームのイメージ

背景・概要

昨今、ICT (情報通信技術) によって家庭内のエネルギー消費を最適化する「スマートハウス」「スマートビルディング」という概念が注目されています。当社では"エネルギーをスマートに使う"という観点から、スマートハウス・スマートビルディング向けソリューションの拡充を進めています。

潤沢でない再生可能エネルギーを利用する「スマートハウス」では、電源の効率化による省エネルギーと、各所に配置されたセンサを使って温度・湿度・照度などの環境や電力使用状況をモニタリングしながら照明や空調をきめ細かく制御するEMS (Energy Management System) と呼ばれるシステムが欠かせません。
当社のスマートハウス向けソリューションには次のようなものがあります (開発中のものも含む) 。

部品・機能モジュール

  • エネルギー効率を向上させる高効率電源 (LED照明用電源)
  • 不要なエネルギー消費を抑えるための監視・制御に用いられるセンサ、無線通信モジュール
  • 電池なしでセンシングや無線通信を可能にするエネルギーを生み出すエネルギーハ—ベスタ

ユニット・簡易システム

  • エネルギーハーベスト技術を応用した電池レス無線スイッチ、ワイヤレスセンサ
  • ワイヤレスセンサおよび無線ゲートウェイ機器を組み合わせたセンサネットワークプラットフォーム
  • これらの技術を組み合わせた配線不要の無線照明制御システム

この分野は、数多くの企業や研究機関が協業・分業してシステムを作り上げていく市場であり、当社のお客様も、エレクトロニクスメーカーからシステムインテグレータ、サービスプロバイダ、住宅メーカー・コンストラクターへと広がりを見せています。
そのため従来の事業領域である部品・機能モジュールの単品売りにとどまらず、市場の要請に合わせて、センサや無線を組み込んだユニットの開発に取り組んでいます。
さらに、コンストラクターや照明メーカーなどとの協働を通じて、住環境や照明などの小規模制御システムの一部を担うことも視野に入れています。


ムラタについて

村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。
詳細はこちらのページをご覧ください。www.murata.com/ja-jp