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「ムラタの森」2019年度活動計画 および2018年度活動実績について

2019/04/18

株式会社村田製作所
代表取締役会長兼社長 村田 恒夫

要旨

株式会社村田製作所が2007年度より環境保全活動の一環として行っている「ムラタの森」の2019年度活動計画についてお知らせします。
2019年度も引き続き、地元住民の方々、モノづくりの会社である当社従業員が協力してアイデアを出し合い、未来に残していきたい森を作りあげます。

背景

当社は2007年度より、社団法人京都モデルフォレスト協会が掲げる活動目的「地球温暖化防止に貢献できる森林づくり」に賛同し、「ムラタの森」活動と題して森林保全活動に参画しています。
この活動は1992年の世界地球サミットでカナダが提唱した「モデルフォレスト運動」の日本における実践第1号に当たります。京都モデルフォレスト協会の指導の下、京都府亀岡市神前区の森林を対象に、月に1度のペースで行政や地元住民の方々のご支援を受け、当社従業員およびその家族で構成されるボランティアが環境保全活動を進めています。森林保全活動を通じて、地元住民の方々と従業員・家族とのふれあいの場となり、参加者が心身ともにリフレッシュできる場とすることも目的としています。

概要

【2019年度活動計画】
日程   イベント内容(雨天中止) 
4月20日(土)  午前:森周辺散策、今年度の活動場所確認
午後:ベンチ作り、間伐 

5月18日(土) 

午前:ムラタの森拡大(間伐、道づくり) 

6月22日(土)

午前:さつまいもの苗植え

10月5日(土)

午前:芋掘り

11月16日(土)
午前:ムラタの森拡大(間伐、道づくり) 
12月7日(土)  終日:クリスマスリース作り 
3月30日(土)  午前:ムラタの森拡大(間伐、道づくり)
午後:キノコ類の菌打ち 
※夏季 (7月~9月) および冬季 (1月~2月) の森林保全活動は行いません。

2018年度は、従業員およびその家族、近隣の学生、地元の方と間伐およびハイキングコースの階段整備を行いました。10月には芋掘りでの収穫体験を通じて. 食物や自然への関心を高める活動を行いました。このほか、11月には台風や地震の被害があった場所の清掃活動を実施しました。


社団法人 京都モデルフォレスト協会
2005年に京都府が制定した「豊かな緑を守る条例」の一環として、2006年11月21日に、日本で初めて発足したモデルフォレスト運動の推進団体。
モデルフォレスト
1992年の世界地球サミットの際にカナダが提唱した持続可能な地域環境づくりの実践活動。カナダでは、森林整備、木材の活用、森林生態系調査、野生獣の行動調査、渓流の水量・水質調査、生息魚類の調査など幅広い取り組みが、モデルフォレストの活動の一環として、住民、ボランティア、NPO、NGO、企業、行政の協働で実施されている。このモデルフォレストの取り組みは、現在、世界24カ国59地区にまで広がってきている。

ムラタについて

村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。

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