株式会社村田製作所は、パワートレイン・セーフティー系電子制御機器(ECU*1)の電源ラインノイズ対策に最適なコモンモードチョークコイルDLW5ATH/DLW5BTHシリーズを商品化しました。本製品は2017年6月から量産開始予定です。
自動車市場では自動運転に向けた動きが加速しており、周辺検知として車載カメラ、レーダーなどの各種センサーの標準装備が進んできております。これらの大量の情報を処理するECUが増えてきており、パワートレイン・セーフティー系に対応した高信頼性の電源ライン用ノイズ対策部品の需要が高まってきています。
そこで、インフォテイメント系で市場実績のある「DLW5ATZ/DLW5BTZシリーズ」をベースに、パワートレイン・セーフティー系ECUで求められる高信頼性を満足した5036(5.0×3.6mm)サイズと5050(5.0×5.0mm)サイズの電源ライン用コモンモードチョークコイル「DLW5ATH/DLW5BTHシリーズ」を商品化しました。
*1 ECU:Electronic Control Unit(電子制御機器)
村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。
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