Bluetooth® Smartモジュールの量産開始について−LBCA2ZZVZE−

Bluetooth® Smartモジュールの量産開始について-LBCA2ZZVZE-

2012/05/29

株式会社村田製作所

代表取締役社長 村田 恒夫

要旨

株式会社村田製作所は、2012年6月よりBluetooth® low energy規格に対応したBluetooth® Smart*モジュールの量産を開始します。
なお、この製品は、2012年5月30日より開催される、「Wireless Japan 2012」 (東京ビッグサイト) のTexas Instruments社ブース内で展示いたします。

背景

Bluetooth® low energy (以下、BLE) は、ボタン電池で数か月から数年間の稼働を可能にする超低消費電力の通信技術です。健康管理、フィットネス、ホームネットワーク等の分野での普及が期待されており、ヘルスケア及びテクノロジー産業の有力企業で組織されている非営利団体「コンティニュア・ヘルス・アライアンス」でも、通信手段のひとつとしてBLEが採用されています。

スマートフォンやタブレット端末などのモバイル端末に順次採用されていくことから、血圧計・体重計等の健康管理機器や、腕時計・小型センサ等の電池駆動機器とモバイル端末とをシームレスに接続する手段として、BLEへの期待が高まっています。

たとえば、BLEを搭載したモバイル端末・ワイヤレス健康機器間でデータを収集・管理できるため、いつでもどこでも健康管理ができます。また、将来的には、スマートフォンに接続する機器やアプリケーションの広がりも期待できます。

このような市場からのニーズに応えるため、当社ではBluetooth® low energy規格に対応したBluetooth® Smartモジュールの開発を進め、このたび2012年6月より量産を開始することとなりました。

特徴

本モジュールにより、お客様の機器のネットワーク対応化を強力にサポート致します。

  1. 各種ヘルスケアプロファイルをはじめとして、Bluetooth® low energyの通信に必要な全プロトコルスタックを内蔵。組み込み機器で多く用いられている8/16bitのCPUからも容易に制御が可能
  2. UARTインターフェース経由でモジュールにシンプルなコマンドを送信することで、Bluetooth® Smart Ready対応スマートフォン等と容易に通信が可能
  3. モジュールで各種認証 (電波法やBluetooth®認証) を取得済みのため、お客様の開発コストを大幅に削減

用途

血圧計・体重計などのヘルスケア・フィットネス機器、腕時計・小型センサ等の省電力機器、スマートフォンの周辺機器等

品番

LBCA2ZZVZE

外形寸法

20.0mm (typ) x 13.0mm (typ) x 2.4mm (max)

生産体制

小松村田製作所にて2012年6月より量産開始

用語説明

*Bluetooth® Smart : Bluetooth®の低消費電力版であるBluetooth® low energyをサポートした機器向けであることを示す。Bluetooth®およびBluetooth® low energyは2.4GHz帯の電波を使った免許不要の近距離無線通信方式。

※Bluetooth®はBluetooth Special Interest Group (SIG) によって規格が規定されています


ムラタについて

村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。
詳細はこちらのページをご覧ください。www.murata.com/ja-jp