世界初!! 電界結合方式ワイヤレス電力伝送モジュールの量産開始—日立マクセル製 エアボルテージ for iPad2に採用—

世界初!! 電界結合方式ワイヤレス電力伝送モジュールの量産開始—日立マクセル製 エアボルテージ for iPad2に採用—

2011/09/28

株式会社村田製作所
代表取締役社長 村田 恒夫

この製品は生産中止品です。

World's first!! Production starts for Capacitive Coupling Wireless Power Transmission Module —Used in Hitachi Maxell's Air Voltage for iPad2—

要旨

株式会社村田製作所は、タブレットPCなどのモバイル機器のワイヤレス充電に利用可能な電界結合方式*ワイヤレス電力伝送モジュール (LXWSシリーズ) の量産を開始しました。当モジュールは送電、受電のセットで使用することで、10Wのワイヤレス電力伝送が可能です。

また当モジュールは日立マクセル株式会社のワイヤレス充電セット、「エアボルテージ for iPad2」に採用され、2011年11月25日に販売される予定です。

背景・目的

昨今、スマートフォンやタブレットPCの普及にともない、機器に充電する頻度が高まっており、ワイヤレス充電機能搭載のニーズも増えています。そうしたなか、当社独自の回路設計技術やモジュール製造技術を活かし、電界結合方式ワイヤレス充電システムの開発、実用化を進めてきました。

特徴

  • 10Wのワイヤレス電力伝送が可能
  • 取り去り検知、異常検知機能付き
  • 高い伝送効率を実現
  • 位置自由度が高いため、利便性の高いワイヤレス充電システムを構築することができる
  • 電極部の発熱がなく、バッテリーにやさしい
  • アンテナに薄い電極を使用できるため、機器に組み込みやすい

用途

タブレットPC、デジタルカメラ、スマートフォンなどモバイル機器、照明、装飾品、住設関連などのワイヤレス充電および、電力伝送

用語説明

* 電界結合方式: 電界結合方式とは、送電側と受電側に電極を設置し、電極間に発生する電界を利用してエネルギーを伝送する方法。電極間には容量が発生するため、容量結合方式とも呼ばれている

品名

LXWSシリーズ

送電モジュール: LXWS10TTEA-014
受電モジュール: LXWS10RTEA-015

電気的性能

伝送電力: 10W
出力: 5.1V、2.1Amax
伝送効率: 70%
(DC-DCコンバータモジュール含む)

URL

ワイヤレス電力伝送モジュールの詳細につきましては、こちらをご覧ください。

生産体制

株式会社小松村田製作所にて2011年8月より量産中

特許関係

特許: 35件出願中
意匠: 2件出願中

日立マクセル株式会社について

商号: 日立マクセル株式会社
設立: 1960年9月
本社: 〒102-8512 東京都千代田区飯田橋2-18-2
代表取締役: 千歳 喜弘
従業員数: 連結2618名 (2011年4月30日現在)

ムラタについて

村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。
詳細はこちらのページをご覧ください。www.murata.com/ja-jp