工場長メッセージ

取締役工場長 中村 渉

(株) イワミ村田製作所のホームページにようこそいらっしゃいました。

当社は、地域の積極的な誘致に応え、島根県大田市で1965年からセラミックコンデンサの生産を開始しました。以来、電子機器の進歩とともに、地域の有形無形のご協力ご支援を頂きながら、市場から求められ、市場に喜んで頂く電子部品の生産を続けてきました。

世界遺産 石見銀山の町

当社から南南西11kmの地に、2007年7月にユネスコの世界遺産に登録された石見銀山遺跡があります。

石見銀山では、1526年に本格的な採掘が開始されて以来、1943年の閉山にいたる約400年の間、銀生産が続けられました。全盛期には日本銀の相当分を産出し、その銀はアジア諸国を始めヨーロッパにも届き、世界経済の東西交流に多大な影響を与えました。

世界経済に影響を与えた歴史のある遺跡であることに加え、かつて精錬に膨大な木材燃料が供給されたにも関わらず、森林に覆われた自然が破壊されずに文化的景観 (*) を形成していることが高く評価され、世界遺産登録に繋がったといわれています。 (*) 文化的景観□人間が自然と共生する中で育んできた景観地

京都の焼き物の伝統を受けて

(株)村田製作所は、多くの職人の技と誇りが支える精緻な焼き物の産地として、今も高い評価を保ち続ける街、京都で1944年にファインセラミックスの世界への第一歩を踏み出しました。従来の焼き物クラシカルセラミックスとは比べものにならないほどの精密に組成制御され、徹底した管理のもとに焼き上げられた新しいセラミックスは不思議な特性を示し、 (株) 村田製作所を本社とするムラタグループはこのファインセラミックスを原料とした電子部品を生産しています。

リード付き電子部品の新たな可能性を求めて

当社は、ムラタグループの一員として「石見銀山の地」で、「京都の焼き物の伝統」を受けるファインセラミックスを原料とした、リード線付き電子部品を生産してきました。

電子部品のうち、コンデンサに代表される受動部品は表面実装が可能なチップ部品が主流で、リード線付きの部品は減少している一方、チップ部品では実現できていない特性の分野 (高電圧・大容量・大電流・低抵抗など) では依然としてリード線付きの部品が使われています。また、チップ部品が使用可能な領域においても、お客様の実装都合やその他の特殊事情により、あえてチップにリード線を取り付けた部品が使われるケースがあります。

当社は「チップ部品では対応しきれないお客様の困り事」に対するソリューションの一つとして、新たなリード付き部品を開発、提案して行きたいと考えています。

歴史、伝統を受け世界へ

かつて石見銀山の銀が世界に拡がっていたように、当社がリード線加工・取付技術をコアとして生産した電子部品が、世界に拡がり、さらに世界各地のお客様に喜んで、更には感動して頂けることを目指し、「みんなイキイキみんなワクワク、お客様に愛される会社をつくりましょう! 」をビジョンに掲げ、活き活きとした職場作り・生産活動を行なっています。


取締役工場長 中村 渉