経理 T.Y.

入社
2008年入社

学生時代の専門・専攻
数理・情報システム学科 統計学専攻

スキル
企画力/コミュニケーション能力/情報収集・分析力

全体を見通し、データの海から経営のヒントを見つけ出す

入社動機

出身地である島根県で就職し、島根県の発展に尽くしたい気持ちが強くありました。当社は、田舎にありながら世界を相手にビジネスを展開し、好績を上げ続けているところに魅力を感じました。経営の安定性や将来性にも惹かれました。

業務内容

経理業務は、日々のお金の流れを管理・記録するのが基本的な仕事です。情報をまとめて決算書を作り、社内外の利害関係者に情報公開して納税する。そこまでが一つの流れになります。
会社のお金の流れをすべて把握できる立場にいるので、その強みを生かしてデータから有益な情報を読み取り、課題提起して経営判断に寄与する。単なる数字の集計ではなく、そこからどれだけの付加価値を創出できるかが経理マンの能力として問われるところです。
見つけた課題は関連部門との協議・折衝を重ねて取り組みますが、会社全体に関わるものが多いので成果も大きく、やりがいを感じます。経理といえば机上での数字の計算だと思われるかもしれませんが、課題の本質を見極めるには、現場と深く積極的に関わる必要があります。

仕事のやりがい・面白さ

私の主な仕事は税務会計と固定資産や棚卸資産(※)等の社内資産の管理です。例えば棚卸資産の中には、仕掛品と呼ばれる製造途中の製品があります。仕掛品の状態が長く続くとお金の流れが悪くなるのですが、現場では何となくわかっていても解消へ向けて動きが取りにくいものです。経理の視点で、他の生産ラインや過去の状況と比較し、その滞留状況をデータで指摘することができれば、改善しやすくなります。
データは量も種類も膨大で、背景が分かっていないと注目すべき点も見つからず、説得力のある提案ができません。現場で今、何が問題とされているのかをキャッチするために常にアンテナを張り、気付いたことはすぐに調べてみます。普段から時間の許す限り自分の机を離れて社内を歩き、色々な立場の方と顔を合わせて話すことも心がけています。

※棚卸資産
企業が販売または加工を目的として所有する資産。商品や製品、半製品、原材料、消耗品などを指す。