大垣城
大垣城は宮川吉左衛門尉安定により、天文4年 ( 1535 ) に創建されたと伝えられています。1560年に氏家直元が城主となり、堀や総囲いなどが整備されました。1600年の関ケ原の戦いでは、当時城主であった伊藤盛宗が西軍に属したため石田三成の本拠地となりました。1635年に戸田氏鉄が城主となり明治まで戸田氏の十万石の居城となりました。昭和11年 ( 1936 ) に国宝に指定されましたが、昭和20年 ( 1945 ) 7月29日の戦災で焼失しました。昭和34年 ( 1959 ) 4月、天守閣を再建し城跡は大垣城公園として市民の憩いの場になっています。