大垣村田製作所は2004年よりムラタグループの車載市場への先駆者として主に自動車用低温焼成セラミックスの生産を行っています。また、ムラタグループの通信モジュール技術を応用した通信用セラミックス基板も重要な役割を果たしております。車載製品で養った確かな材料技術・生産技術をベースに高品質な製品づくりとたゆまぬ技術開発で、明日への飛躍に力強くチャレンジしています。
- 1993 ISO9001 認証取得
- 2000 QS9000 認証取得
- 2005 ISO14001認証取得
- 2013 OHSAS 18001 認証取得
- 2021 ISO45001 認証取得
会社概要
商号 |
株式会社 大垣村田製作所 |
創業 |
1998年4月1日 |
資本金 |
1億1千万円 |
代表者 |
代表取締役社長 山川 隆司 |
工場長 |
取締役 原田 英幸 |
事業内容 |
低温焼成セラミックス基板製造 |
従業員数 |
約120名 |
所在地 |
大垣工場
〒503-0034
岐阜県大垣市荒尾町1122番地
美祢工場
〒759-2212
山口県美祢市大嶺町東分2701-1
(NGKエレクトロデバイス株式会社内)
|
電話番号 |
0584-93-0240 |
沿革
1946 |
住友金属工業 (株) 鳴海製陶所として愛知県愛知郡鳴海町で陶磁器生産に着手 |
1950 |
住友金属工業 (株) より分離、鳴海製陶 (株) として発足 |
1958 |
電子工業セラミックスを開発、製造販売開始 |
1983 |
低温焼成セラミックスLFC開発開始 |
1985 |
低温焼成セラミックスLFCISHM学会 (米国) において論文発表 |
1991 |
電子セラミックス事業を分離し (株) 住友金属セラミックスを設立
低温焼成セラミックスLFCドイツ自動車部品メーカが車載用基板に採用決定 |
1993 |
ISO9001認証取得 |
1996 |
(株) 住友金属エレクトロデバイスに社名変更
低温焼成基板めっき技術確立、量産開始 |
1998 |
(株) 住友金属エレクトロデバイスのLFC生産工場として (株) SMI-ED大垣セラミックスを設立 |
2000 |
QS9000認証取得 |
2004 |
(株) SMI-ED大垣セラミックスに村田製作所が資本参加し筆頭株主になる
(株) SMI-ED大垣セラミックスは村田製作所の傘下となり (株) 大垣村田製作所に社名変更 |
2005 |
ISO14001認証取得 |
2006 |
新社屋完成 |
2013 |
OHSAS 18001 認証取得 |
2021 |
ISO45001 認証取得 |
工場長ご挨拶
世界品質 made in Ogaki Murata
大垣村田製作所のホームページへアクセス頂きありがとうございます。
大垣村田製作所は日本列島のほぼ中央に位置する人口16万人の岐阜県大垣市にあります。
大垣市は西に伊吹山を望み、木曽三川と呼ばれる木曽川、長良川、揖斐川の大河が近くを流れ豊かな伏流水は多くの名水の井戸や市内をめぐる澄み渡った水路をもたらし水都とも呼ばれています。中山道・鎌倉街道・美濃路の旧街道が通り古くから東西の経済・文化の交流の要の地として発展し文化的史跡も数多く俳人松尾芭蕉の奥の細道の結び地としても知られています。
この素晴らしい歴史と環境の中で、私たちは1990年代から高い信頼性を持つ低温焼成セラミックスの電子回路基板を製造してまいりました。
低温焼成セラミックス基板は独自の材料技術、焼成技術、めっき技術を用いた大型でワイヤボンディングも出来る高平坦で信頼性の高い多層基板です。高い温度等の劣悪環境に置かれる自動車用のエンジンやギアのコントロール基板として欧州、北米、中国をはじめ全世界でお使い頂いており皆さんの車にも使われているかもしれません。
また、私たちの基板はコンデンサやコイル等を基板の中に取り込む事が出来る事から、スマートフォンやウェアラブル端末等の小型化や高機能化にも貢献しています。
これからも私たちは「世界品質made in Ogaki Murata」を統一スローガンに更に信頼性や基板の機能を高め、環境にやさしいEV車や高機能小型化が進む電子回路製品に貢献してまいります。
また、社会やこの素晴らしい地域の発展に少しでもお役に立てるよう従業員一同総力を挙げて取り組んでまいります。今後とも、大垣村田製作所にご期待ください。