欧州RoHSへの対応


欧州RoHSへの当社の取り組み

当社は、化学物質の自主規制を中心とした組織的な活動を通じて、欧州における環境規制に迅速に対応しています。そして、電気電子機器へ特定物質の含有を規制する欧州RoHS指令 (*1) に対応できる製品を供給しています。

*1欧州RoHS指令
欧州の「電気電子機器中の特定の危険物質の使用制限に関する指令 (2011/65/EU) 」およびその修正指令を指す。
当指令では、規制適用除外用途を除き、最大許容量を超える、鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB、PBDEが製品に含有することを禁止している。欧州RoHS指令への対応とは、上記指令で規定されている禁止事項に抵触していない状態を指す。

法令原文

当社の欧州RoHS対応の推進体制について

当社は、1996年に「製品に含まれる環境負荷化学物質の規制表」の初版を制定し、製品内に含まれる有害化学物質の削減・全廃にいち早く取り組んできました。

欧州RoHS指令で規制を受ける6物質を、初版の段階からRoHS指令 (旧指令2002/95/EC) の公布・施行に先立って環境負荷化学物質の一種として使用・含有規制の対象とし、全廃に取り組んでまいりました。

  • 旧指令 (2002/95/EC) への適合
    水銀・カドミウム・特定臭素系難燃剤は1990年までに、表面処理に使用していた六価クロム・接続に使われる端子やはんだ中の鉛についても2004年末までに製品から全廃し、その後は新規に採用することも禁じています。
  • 新指令 (2011/65/EU) への適合施策
    2013年1月より、新指令 (2011/65/EU) によって当社製品の一部(*2)が新たに適合しない製品に位置付けられたことに対応し、鉛を含まない材料の開発と製品設計の見直しを行い、2012年6月末までに、欧州RoHS指令に適合できる代替品の準備を完了しました。

お客様と仕入先様の協力を得て、2006年1月より、ムラタは欧州RoHS指令に適合しない製品の供給を終了し、さらに、新指令 (2011/65/EU) 適用下の2013年1月以降についてもその体制を維持しています (お客様からの要求による一部の供給分を除く) 。

*2 誘電体セラミックに鉛を含み、かつ定格電圧がAC125VまたはDC250V未満のセラミックコンデンサおよび当該コンデンサを搭載した製品

欧州RoHS仕様の保証体制

欧州RoHS対応に必要な主なポイントを以下に示します。それぞれの段階において、対策を講じ、総合的な対策体制を構築しています。

仕入先保証体制の例

  • 欧州RoHS管理体制に関する仕入先監査の実施
  • 資材グリーン度調査を通じた各部資材に対する特定物質の含有確認 (または非含有の確認)
  • EDPによる未検証部資材の購買制限
  • 欧州RoHS規制物質の非含有保証書の取り交わし

生産工程での混入対策の例

  • 分析による受入検査の導入
  • 欧州RoHS/非RoHS生産工程の分離
  • 欧州RoHS/非RoHS部資材の保管場所や部資材表示の区別

製品識別方法の導入の例

  • 工程内の作業指示書の区別
  • 全出荷製品の外装ラベルと個装ラベルへの識別表示 (物流段階でも直読識別が可能)

欧州RoHS対応製品の確認方法

現品での確認方法

現品での確認は、外装ラベルまたは個装ラベルの表示 (下図) から確認することが出来ます。

ウェブサイト上での確認方法

当社のウェブサイトに掲載されている製品カタログ (PDFファイル) およびプロダクトサーチエンジンで検索出来る製品は欧州RoHS対応品です。ただし、プロダクトサーチエンジン検索結果の製品供給状態欄表示が、「生産中止」「生産中止予定」の場合は非対応品が含まれる場合があります。

また、上記で確認出来ない当社製品の欧州RoHS対応状況は、お手数ですが弊社営業所または販売代理店までご確認ください。