通信モジュール

売上高: 3,950億円
前年度比: 21.3%増

主な製品
コネクティビティモジュール/高周波モジュール/メトロサークなど

メトロサーク
高周波モジュール
コネクティビティモジュール

営業成績

2017年度は、多層モジュール、通信機器用モジュールがハイエンドスマートフォン向けで特定顧客向けのシェア減少により振るいませんでしたが、近距離無線通信モジュールがスマートフォン向けやPC向け等で好調だったほか、樹脂多層基板がハイエンドスマートフォンの採用モデルでの員数増加により大きく伸長しました。その結果、通信モジュールの売上高は、3,950億円(前年度比21.3%増)となりました。

売上高 (単位: 億円)

コネクティビティモジュール

コネクティビティモジュールは、無線通信によってさまざまな機器からインターネットや別の機器にアクセスするための複合部品です。
身近にあるスマートフォン、タブレット、デジカメ、家電、自動車のナビゲーションなど、さまざまな機器に搭載され、写真や音楽をインターネットからダウンロード・アップロードしたり、自動車内においてハンズフリーで電話するほか、出先からエアコンの運転状況の確認やスイッチのON/OFFなどもできるようになります。
身の回りのあらゆるモノがインターネットにつながるIoT社会がまもなく到来します。このIoT社会ではさまざまな機器に無線通信が搭載されます。用途によって低消費電力、高速データ通信、高信頼性、低背など要求はさまざまです。
ムラタは、小型で高性能な設計技術や接続を向上させるソフトウェア技術で、WiFi、5G、V2Xなど新しい通信に対応した製品を提供し、エレクトロニクスの未来を築く企業の使命としてIoT社会の発展に貢献します。


メトロサーク

メトロサークは、LCPフィルムを用いた樹脂シートおよび銅箔シートを、ムラタの積層技術を使って何層にも積み重ねた樹脂多層基板です。高周波特性に優れ、接着層が不要なことから薄型であり、また複雑な曲げ加工が可能なため折り紙のような基板と言われています。さまざまな回路設計により、基板としての役割に留まらず、伝送線の役割を果たす部品としての機能や、コイル内蔵などの機能性を持った役割も果たすことが可能です。このような特色からスマートフォンやウェアラブルなどの小型・薄型化、性能向上に貢献しています。
今後メトロサークの持つ高周波特性・低電送ロス性能は、さらなる真価を発揮し、ミリ波モジュール用基板、ミリ波伝送線、有線高速差動伝送線など、さまざまな用途への展開が期待できます。今後もムラタの高いフィルム技術と積層技術を活かして、お客様の課題解決につながる付加価値の高い製品の提供を続けていきます。

高周波モジュール

ムラタの高周波モジュールとは、無線機器のコミュニケーションをつかさどるアナログ高周波回路を、各種キーデバイスを集積することによって実現する、多機能かつ高機能な電子部品ユニットです。
当モジュールは、高周波を分波する表面波フィルタ、LCフィルタといった受動デバイス、送信時の高出力増幅器、受信時の低歪増幅器、およびアンテナ切り替えスイッチといった半導体デバイスから構成されており、スマートフォンに代表される携帯電話、タブレットPCなど、さまざまな無線機器で活躍しています。
今後、高速大容量化によって人々の生活を益々豊かにする5Gの登場で、マルチバンド化、キャリアアグリゲーションに加え、デュアルコネクティビィーを実現する高周波モジュールが必要となります。
モジュール構成の根幹となる各種キーデバイス、およびモジュール化するためのパッケージ技術を自社開発しているムラタは、一貫生産を可能とし、性能面だけでなく、ビジネススピード、生産能力、品質という点においても、高い競争優位性を保有しています。
ムラタは、これらの競争優位性を活かし、新たな市場、顧客ニーズに対して、最適な高周波モジュールを提案することで、Leading Companyとしてお客様に選ばれる企業を目指していきます。