通信モジュール

コネクティビティ
モジュール
メトロサーク
高周波モジュール

主な製品
コネクティビティモジュール/メトロサーク/
高周波モジュールなど





売上高 (単位: 億円)


営業成績

 2018年度は、樹脂多層基板がハイエンドスマートフォンの新モデルでの採用により大きく伸長したほか、通信機器用モジュールも増加しました。その結果、通信モジュールの売上高は、4,255億円(前年度比7.7%増)となりました。

コネクティビティ
モジュール

 コネクティビティモジュールは、無線通信によってさまざまな機器からインターネットや別の機器にアクセスするための複合部品です。

 身近にあるスマートフォン、タブレット、デジカメ、家電、カーナビゲーションなど、さまざまな機器に搭載され、写真や音楽をインターネットからダウンロード・アップロードしたり、自動車内においてハンズフリーで電話するなど、さまざまなところで活躍しています。

 2020年の東京オリンピックを機に5Gが始まります。5Gには、Sub-6GHz帯のマイクロ波を用いた通信と、28GHz/39GHzといったミリ波帯を用いた通信があります。ムラタは 独自の樹脂多層基板を用い、ミリ波帯で伝送ロスが少なく高特性なモジュールを提供できます。

 また、身の回りのあらゆるモノがインターネットにつながるIoT社会ではさまざまな機器に無線通信が搭載されます。自動車やさまざまな用途のエッジデバイスに対して、小型で高性能、高信頼性の設計技術や接続を向上させるソフトウェア技術で、お客様が使いやすい製品をいち早く供給し、エレクトロニクスの未来を築く企業の使命としてIoT社会の発展に貢献します。

 

メトロサーク

 メトロサークは、高周波特性に優れるLCP(液晶ポリマー)シートを積層した、薄型で複雑な曲げ加工が可能な樹脂多層基板です。

 LCPシートに銅箔シートを挟むことで回路設計も可能で、伝送線やコイルなどの機能部品として、スマートフォンやウェアラブル機器などに採用され、機器の小型・薄型化、高性能化に貢献しています。

 今年から来年にかけて始まる5Gでは、ミリ波など高周波が用いられるため、メトロサークの特徴である、高周波での低伝送ロス性能を活かせるミリ波モジュール用基板、ミリ波伝送線などへの展開が期待できます。

 また、使用される周波が高くなる程、伝送ロスに関して競合技術に対する優位性が顕著に見られることから、メトロサークが選ばれる機会はますます増えていくものと考えます。

 今後、5Gを利用するデバイスが増えるにつれ、お客様の高周波通信における課題も増えていくと考えられます。

 メトロサークは、高性能材料と培ってきた積層技術をベースにムラタならではのアイデアを加えていくことで、お客様の課題解決に貢献していきます。

高周波モジュール

 ムラタの高周波モジュールとは、無線機器のコミュニケーションをつかさどるアナログ高周波回路を、各種キーデバイスを集積することによって実現する、多機能かつ高機能な電子部品ユニットです。

 高周波を分波する表面波フィルタ、LCフィルタといった受動デバイス、送信時の高出力増幅器、受信時の低歪増幅器、およびアンテナ切り替えスイッチといった半導体デバイスから構成されており、スマートフォンやタブレットPCなど、さまざまな無線機器で活躍しています。

 モジュール構成の根幹となる各種キーデバイス、およびモジュール化するためのパッケージ技術を自社開発しているムラタは、一貫生産を可能とし、性能面だけでなく、ビジネススピード、生産能力、品質という点においても、高い競争優位性を保有しています。

 5Gの登場で、マルチバンド化やキャリアアグリゲーションに加え、デュアルコネクティビティーを実現する高周波モジュールが必要となります。また、無線機器の小型・高機能化により、電子部品のモジュール化が進展することが期待されます。ムラタは、市場やお客様の将来ニーズをいち早く見極めるとともに、自社の競争優位性を活かしてお客様にとって最適な高周波モジュールを提案していくことで、お客様に選ばれる企業を目指していきます。