圧電製品

売上高: 1,520億円
前年度比: 10.6%増

主な製品

表面波フィルタ/超音波センサ/発振子/トリマコンデンサ/圧電センサ/セラミックフィルタなど

表面波フィルタ
超音波センサ

営業成績

2017年度は、中国スマートフォンの生産台数減少および製品の価格下落の影響により表面波フィルタが大きく減少しました。その結果、圧電製品の売上高は、1,520億円(前年度比10.6%減)となりました。

売上高 (単位: 億円)

表面波フィルタ

通信中の雑音を取り除き、SNS等をスムーズに楽しめる環境を創出するためにムラタのSAWデバイスは最新技術を用いてスマホ等の端末内で大活躍しています。
イギリスの地震学者が発見した弾性表面波(SAW:Surface Acoustic Wave)を応用し、ムラタでは1980年代初頭より独自材料、最新製造設備そして最先端研究開発体制および全世界をシームレスにサポートする販売網を駆使し、best of the bestの商品を提供し続けてきました。現在ではスマホ用SAWデバイスにおいて過半数のシェアを誇る業界最大手となりました。
2020年東京オリンピックを機に現行の100倍もの通信速度を持つ5Gサービスが本格化します。これにともないSAWデバイスには一層の高周波化、複合化、小型化が求められます。ムラタでは最先端の回路シミュレーション技術や積層技術等を駆使し、これら市場ニーズへの対応を世界に先駆けいち早く行っております。従来のSAWデバイスのみならず、I.H.P.SAWデバイスのラインアップ拡充を通し、今後もSAWデバイスのパイオニアとしてのプレゼンスを高めてまいります。


超音波センサ

ムラタの超音波センサは、半世紀にわたり超音波による外界認識をデバイス技術で下支えしてきました。民生から産業分野まで多彩な用途に向けて圧電セラミックスからセンサ自体の音響設計まで、独自の技術を蓄積してきました。こうしたムラタならではのノウハウを活かしながら、引き続き技術開発と新規デバイスの提案で市場の先端ニーズに応えていきます。
自動車向けでは駐車支援のための近接警告用途から発展し、自動駐車や誤発進防止など自動車の進化に不可欠なセンサとして需要が急増しています。今後はひとつのセンサで近距離から遠距離までカバーする新製品を開発し、安全で快適な自動車の発展に貢献していきます。
またスマートフォンやAIスピーカー、HEMS/BEMSなど今後成長するIoT分野では、プライバシーを守りならがユーザーの動きを検知するセンサとして超音波は重要な選択肢となっています。ムラタは世界に先駆けて商品化したSMD型超音波センサをはじめとして、一層の小型化や解像度の向上のための新規開発を進めています。