仕入先様への責任と行動

ムラタが仕入先様からの購買において法令を遵守するのは当然のこと。仕入先様にも法令遵守、社会や環境に配慮した企業活動を要請し、CSR調達を進めることが、相互の信頼・繁栄につながると考えています。

購買の基本的な考え方

公平・公正かつ誠実を基本とする購買方針

ムラタでは、仕入先様と信頼し合い、繁栄できる関係を確立することが重要であると考えています。礼儀を重んじ、公平・公正かつ誠実な対応に努め、法令の遵守はもちろん、私的な利害関係をもつことなく、社会倫理にしたがって購買業務を遂行します。また、社会・環境に配慮した企業活動をサプライチェーン全体で推進することに努めています。
ムラタの購買の基本姿勢と取引の仕組みについては、冊子「お取引のしおり」と仕入先様専用ホームページにて仕入先様にご提供しています。

当社バイヤーは、以下の基本姿勢をもって、仕入先様との取引に、公平・公正かつ誠実に対応いたします。

購買方針-購買姿勢

  • 社会人としての良識とマナーをわきまえ、責任をもって、購買業務を遂行いたします。
  • 仕入先様と友好な関係を保ち、仕入先様との間で、私的な利害関係を一切もちません。
  • 法令・規則、社内規定を遵守し、社会倫理にしたがって業務を遂行いたします。

購買に関する法令遵守

教育、監査、システム構築で法令遵守を徹底

コンプライアンス経営を推進するムラタでは、購買に関する法令遵守を重視しています。特に下請法で規定されている内容に関しては、認識不足による違法行為が起こりうるため、毎年繰り返し、従業員教育を実施しています。

2016年度は、関係部門に対して、下請法および購買要求内部統制の研修会を関係会社を含め73回 (約1,410名参加) 開催し、またDVDを積極活用した下請法説明と購買要求時に気をつけなければならない事項とともに、社内における下請法および購買要求内部統制の教育の推進に努めました。今後も継続的に実施することで、従業員の意識向上に努めます。また、購買業務一連を当社の「購買システム」によって管理し、システム上で牽制することで、法令違反を未然に防ぐ体制を構築しています。
下請法とは?
「下請代金支払遅延等防止法」の略称。
親事業者 (発注者) が有利な立場を利用して、下請事業者の正当な利益を阻害することを防止する法律。

購買業務の遵法性、効率性、正確性を国内外グループで診断

資材部は、「購買業務診断基準」と「業務診断実施要領」の規定に基づき、資材購買管理業務診断を実施しています。「購買業務診断基準」は購買に関する業務診断項目、「業務診断実施要領」は業務診断の計画、実施、報告、改善の進捗管理、統括報告の手順と方法を定めており、これらに基づき、購買業務の遵法性、効率性、正確性などを診断しています。

また、調達業務の厳正を期すために、資材取引に関わる各種法令に関する社員教育を定期的に続けることで、知識水準、遵法意識の維持向上を図っています。

なお、この取り組みは海外グループ会社でも実施しています。

仕入先様のための相談窓口

不正行為を相談できる窓口を2種類設置

ムラタでは、当社との取引において、法令や社会規範に照らして何らかの不正行為があった場合、仕入先様が相談できる窓口を2種類設置しています。

ひとつは電子メールでの「当社窓口」で、当社資材部長のみが受信できるようになっています。もうひとつは、第三者機関による「企業倫理ホットライン」 (「コンプライアンス」で詳細をご説明しています) で、こちらは電話・FAX・電子メールで受け付けています。今後もこれらの窓口を必要に応じて仕入先様にお使いいただくことで、コンプライアンスを強化していきます。
2つの相談窓口 2つの相談窓口

CSR調達の推進

仕入先様へ取引の前提としてCSR調達を要請

グローバルに事業を展開しているムラタでは、仕入先様も含めたサプライチェーン全体でのCSRに取り組んでいます。資材調達では、従来のグリーン調達による環境への配慮だけでなく、仕入先様における人権 (児童労働の禁止など) や労働安全衛生への取り組み状況も考慮したCSR調達を実施し、仕入先様にCSRに積極的に取り組んでいただくよう要請しています。

仕入先様には、CSR同意書にてご賛同の確認をお願いし、適切な対応を取るように要請しております。

本年度より仕入先様におけるCSR遵守状況を個別に調査する取り組みを実施しております。今後は、調査を継続するとともに調査の結果、改善が必要と思われる仕入先様には監査などを実施していく計画です。

仕入先様の選定にあたっては、取引の前提となるガイドライン「お取引のしおり」を提示したうえで、仕入先様のCSRへの取り組みも考慮して決定しています。

仕入先様からのCSR同意書の取得状況 (2017年3月31日現在)

国内 95%
海外 90%

仕入先様とともに製品品質の向上を目指します

ムラタでは、仕入先様が自ら継続的に品質改善活動を進めていけるよう支援することで、原料・資材など調達品の品質を高め、当社製品の品質を維持し、向上させています。

一定量以上の異常品が発見された仕入先様については、話し合いによって改善テーマと目標を設定し、改善の進捗状況を定期的に報告していただいています。また、品質管理力、コスト・納期・技術対応力、財務内容についても年1回以上診断、評価して、総合的な改善点の抽出、課題形成をしています。

仕入先様に求める基本姿勢 (概要)

  • 法令・社会規範の遵守
  • 健全な事業経営の推進
  • 品質・納期・安定供給の重視
  • 環境負荷軽減活動の重視 (グリーン調達)
  • VE活動の重視
  • 情報提供の重視
  • 資材調達期間短縮取組の重視
  • 機密の厳守
  • IT活用推進の重視
  • 反社会的勢力の排除
  • 紛争鉱物管理の推進

各項目の詳細説明については、URL:
https://www.murata.com/about/procurement/expectations をご参照ください。