2014/04/24
株式会社村田製作所
代表取締役社長 村田 恒夫
要旨
株式会社村田製作所が2007年度より環境保全活動の一環として行っている「ムラタの森」活動について、2014年度の活動計画が決定しましたのでお知らせします。
2014年度も引き続き、地元の方々、京都美術工芸大学の学生、モノづくりの会社である当社従業員でアイディアを出し合い、未来に残していきたい森をみんなで作りあげていきます (2012年度から京都美術工芸大学のカリキュラムに当活動が組み入れられ、協働で実施しています) 。
秋には整備した森の中で「手作り市」を開催し、たくさんの方に足を運んでいただき、森と街を繋ぐきっかけ作りを行いたいと考えています。
4月26日には、2014年度の第一弾として、森林保全活動と活動場所周辺でハイキングを実施します。森林保全活動では、初めての参加者向けに安全教育と間伐方法のレクチャーを行います。
背景
当社では2007年度より、社団法人京都モデルフォレスト協会が掲げている「地球温暖化防止に貢献できる森林づくり」という活動目的に賛同し、「ムラタの森」活動と題して森林保全活動に参画しています。
当社のこの活動は、1992年の世界地球サミットでカナダが提唱した「モデルフォレスト運動」の日本における実践第1号に当たります。京都モデルフォレスト協会の調整のもと、京都府亀岡市神前区の森林を対象に、月に1度のペースで行政や地元住民の方々のご支援をいただきながら、当社従業員およびその家族のボランティアによって環境保全活動を進めています。
また、この森林保全活動を通じて、地元住民の方々と従業員・家族とのふれあいや、心身ともにリフレッシュできる場を提供することも目的としています。
2014年度活動計画
日程 |
イベント内容 |
4月26日 (土) |
- 午前: ハイキング
- 午後: 安全教育、間伐方法のレクチャー
雨天時
|
5月17日 (土) |
- 午前: 薬草採取&天ぷら作り、そば打ち体験
- 午後: 森林保全活動
雨天時
|
6月14日 (土) |
- 午前: 森林保全活動
- 午後: 地元 (神前) 散策、農作物苗植え
雨天時
|
9月27日 (土) |
雨天時
|
10月25日 (土) |
雨天時
|
11月15日 (土) |
地元の方々・学生・従業員の手作り品の販売、地元野菜の販売、ムラタの森活動紹介パネル展示など
|
12月13日 (土)
※雨天中止 |
|
3月14日 (土)
※雨天中止 |
|
※夏季 (7月~8月) および冬季 (1月~2月) の森林保全活動は行いません。
4月の活動詳細
日程: |
2014年4月26日 (土) 10: 00〜15: 00 |
場所: |
ムラタの森 (亀岡市宮前町神前区) |
参加者: |
従業員およびその家族、京都美術工芸大学学生、地元の方 |
ハイキング: |
ムラタの森活動場所周辺の山を1時間程度歩き、森の良さを感じてもらうとともに、参加者の交流を図ります。 |
森林保全活動: |
今年度の第1回目の活動ということで初参加の方も多いことから、安全教育と間伐方法のレクチャーを行います。 |
2013年度活動報告
日程 |
イベント内容 |
4月20日 (土) |
|
5月25日 (土) |
- 午前: 安全作業教育、間伐指導
- 午後: 間伐材でベンチ&階段作り
|
6月15日 (土) |
|
9月7日 (土) |
- 午前: 大根種まき、間伐材で階段作り
- 午後: 森林保全活動
|
10月12日 (土) |
- 終日: 森林保全活動、間伐材で階段作り、さつまいも掘り
|
11月16日 (土) |
- 午前: 森林保全活動、ムラタの森看板の塗り替え
- 午後: 座談会
|
12月14日 (土) |
- 午前: 大根収穫
- 午後: 大根キムチ作り、間伐材で箸作り
|
3月15日 (土) |
|
補足
社団法人 京都モデルフォレスト協会
2005年に京都府が制定した「豊かな緑を守る条例」の一環として、2006年11月21日に、日本で初めて発足したモデルフォレスト運動の推進団体。
モデルフォレスト
1992年の世界地球サミットの際にカナダが提唱した持続可能な地域環境づくりの実践活動。カナダでは、森林整備、木材の活用、森林生態系調査、野生獣の行動調査、渓流の水量・水質調査、生息魚類の調査など幅広い取り組みが、モデルフォレストの活動の一環として、住民、ボランティア、NPO、NGO、企業、行政の協働で実施されている。このモデルフォレストの取り組みは、現在、世界24カ国59地区にまで広がってきている。
ムラタについて
村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。
村田製作所トップページを見る