2011/07/01
株式会社村田製作所
代表取締役社長 村田 恒夫
要旨
村田製作所グループでは、7月より、今夏の電力抑制に向けての節電取り組みを強化します。
各事業所では、これまでにも高効率設備やコジェネレーションシステム導入などの省エネルギーに取り組んできましたが、さらに踏み込んだ節電施策を実施し、製品の安定的な供給を維持しながら、平日の使用最大電力の抑制に努めてまいります。
概要
すべての事業所での取り組み
- クールビズの拡張実施 (5月〜10月)
- 装飾照明の消灯 (5月〜)
- 照明の照度調整、間引き、消灯の徹底
- 空調設定温度28℃の遵守徹底
- 空調機の停止または間欠運転
- エネルギー効率向上のためインフラ施設のメンテナンス実施
- 待機状態の生産設備のブレーカーオフ
- OA機器の省エネ対応 など
関西電力管内での取り組み
エネルギー転換に関する取り組み
- ガス吸収式冷温水機稼働によるターボ冷凍機の電力抑制 (野洲事業所)
- ジェネリンク冷凍機の稼働によるターボ冷凍機の停止 (八日市事業所)
休日の振り替えに関する取り組み (予定)
- 8月、9月の平日3日間を休日とし、10〜12月の休日を稼働日とする予定
(本社・野洲事業所・八日市事業所)
北陸電力管内での取り組み
エネルギー転換に関する取り組み
- ガス吸収式冷温水機稼働によるターボ冷凍機の電力抑制 (福井村田製作所)
輪番制による取り組み
- 生産活動に影響のないよう事業所内でエリア分けをし、輪番で工程を止め事業所全体の消費量を抑制する (8月22日〜9月2日) 。これに伴い、休日の2日間を稼働日とする (福井村田製作所)
休日の振り替えに関する取り組み (予定)
- 7月、8月の平日2日間〜3日間を休日とし、8月、9月、10月、3月の休日を稼働日とする予定
(富山村田製作所、小松村田製作所、ハクイ村田製作所、氷見村田製作所、金津村田製作所、金沢村田製作所、登米村田製作所、穴水電子工業)
東北電力管内での取り組み
- 自家発電機によるピークカット時の対応 (登米村田製作所)
東京電力管内での取り組み
- サマータイムの導入 (1時間前倒し) 8: 00〜16: 30 (7月1日〜9月22日)
(村田製作所小山工場)
ムラタについて
村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。
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