村田 (中国) 投資有限公司 電波暗室棟開設一周年のお知らせ

村田 (中国) 投資有限公司 電波暗室棟開設一周年のお知らせ

2011/07/11

株式会社村田製作所

代表取締役社長 村田 恒夫

要旨

株式会社村田製作所の中華圏販売統括拠点である村田 (中国) 投資有限公司の電波暗室棟 (ムラタEMCセンター) が、7月8日をもって、開設一周年を迎えました。

背景

これまで、中華圏には世界中の様々なエレクトロニクス企業が進出、電子機器の開発、設計が活発化しており、無線技術の発達にともなって様々なEMC*1問題が発生しています。このEMC問題を解決するために、当社では2010年7月、海外初となる最新の測定設備をそろえた電波暗室設備を上海に建設し、このたび一周年を迎えることができました。

スマートフォン、タブレットPC、LCD-TVや、LED照明など、最新機器のEMC対策において、多くのお客様にご利用いただいています。設計の初期段階からEMC対策を行うことによって、ノイズ対策に要する時間の短縮化や、コスト減といった効果が得られると、好評をいただいております。

当社は今後もこの電波暗室設備を活用してEMI*2対策部品やEMC技術を中華圏に展開し、お客様のEMC問題解決のサポートを継続してまいります。

用語説明

*1 EMC: Electro Magnetic Compatibilityの略。
電磁波による障害を受けない特性を持っていること。
*2 EMI: Electro Magnetic Interferenceの略。電磁妨害

対策事例

スマートフォン、
タブレットPC:
機器の高性能化に伴い、電子機器が発生したノイズによって、自身の受信感度が影響を受けるケースが散見されます。電源ライン、スピーカライン、インターフェースなどへの対策による受信感度改善提案を行います。
LCD-TV: インターフェースライン対策などにより、ノイズ低減提案を行います。
LED照明: 対策の必要性が認識され始めており、電源ラインなどを中心にノイズ発生状況を分析し、ノイズ低減提案を行います。

電波暗室棟概要

所在地: 上海市閘北区永和路181号 (村田 (中国) 投資有限公司本社隣)
建築面積: 約399m2
延床面積: 約1,787m2、4階建 (地下1階)
施設: 電波半無響室1室、電波無響室1室、シールドルーム1室 (7.5 x 10.0 x 6.0m)
投資額: 約10.2億円 (躯体5.4億円+設備4.8億円)

村田 (中国) 投資有限公司について

設立年月: 2005年12月22日
登録資本金: US$120,000,000
出資形態: 村田製作所100%出資
業務内容: ムラタグループの中華圏における販売拠点統括、販売・マーケティング戦略の企画立案、各拠点間の連携強化支援、技術サポートなどの販売推進活動、物流・情報システム、人事・広報関連業務
代表者: 董事長 藤田能孝
現地代表者: 董事兼総裁 竹村善人

ムラタについて

村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。
詳細はこちらのページをご覧ください。www.murata.com/ja-jp