解析シミュレーションソフトFemtet®のバージョンアップについて

2014/11/21

株式会社村田製作所
代表取締役社長 村田 恒夫

要旨

ムラタソフトウェア株式会社は、解析シミュレーションソフトウェアFemtet®2014.1をリリースいたします。お客様のさまざまなニーズにお応えするために新しい機能を追加し、大幅に進化しました。

背景

ムラタソフトウェアでは、技術者自らが気軽に使用できる解析シミュレーションソフトを2008年から販売しています。これまで年に数回のバージョンアップを行い、お客様からのご要望に沿うことができるよう継続的に改善してきました。
Femtet®2014.1では、熱伝導解析、応力解析、電磁波解析、磁場解析、電場熱解析ソルバの機能向上に加え、世界で初めて解析モデルをブラックボックス化する機能を搭載しました。ブラックボックス機能により、ご利用になるお客様のノウハウ(材料定数、構造など)を隠しながら、解析データの提供が可能となりました。また、ユーザーインターフェースを改善し、他社のCADモデルがインポートしやすくなりました。さらに当社の高周波インダクタ、マジックストラップ®(RFID)のデータも追加され、より実機に近いシミュレーションが可能になりました。

バージョンアップ概要

詳細につきましてはこちら(添付資料にリンク)をご覧ください。

詳細資料(PDF: 1.0MB)


解析機能追加

① 熱伝導解析で、物体間輻射の計算方法が変更されました。
② 応力解析の共振解析での刺激係数、有効質量出力ができるようになりました。
③ 電磁波解析で、無限グランドを持つアンテナの放射特性が計算できるようになりました。
④ 磁場調和解析で、直流重畳特性を解析することができるようになりました。
⑤ 電場熱連成解析で、入力を電流値で指定した解析が可能になりました。


さらに使いやすくなったGUI

① モデルの形状や属性データを隠して公開できるブラックボックスデータベース機能が追加されました。
② インポートされたボディのボディ属性名、材料定数名として、アセンブリ名を引き継ぐかパーツ名を引き継ぐかを選択できるようになりました。
③ テーブルに出力された数値データをグラフ表示できるようになりました。
④ フィールドなどの結果詳細情報を常に表示できるようになりました。
⑤ ムラタ製品(高周波インダクタ、マジックストラップ®)が利用可能になりました。


品番

Femtet®2014.1


Femtet®とは

概要

Femtet®は、株式会社村田製作所で約30年前から改良を重ねてきた解析シミュレーションソフトで、設計・開発の手戻りを減らし、開発コストの削減に貢献します。高機能かつシンプルな操作性を有し、導入しやすい値段設定により解析シミュレーションにかかるコスト自体も削減できます。初めて解析シミュレーションソフトを使用する技術者でもすぐに使用できるよう、分かりやすい日本語のヘルプ・チュートリアル・例題集を標準装備しています。多くの技術者の方々にご利用いただける画期的な解析シミュレーションソフトです。

特徴

多機能: 7つの解析ソルバ(電磁波解析、磁場解析、電場解析、応力解析、熱伝導解析、圧電解析、音波解析)とそれらの連成解析機能を有し、更にモデル作成/結果表示機能を1つのパッケージでご提供いたします。
簡便性: 導入時からすぐに使えるシンプルな操作性。
分かりやすい日本語のヘルプ・チュートリアル・例題集を標準装備

低価格: 1年間利用ライセンス(PC準固定方式)

基本パック ¥198,000/本(税別)
統合パック ¥396,000/本(税別)

1年間利用ライセンス(サーバ方式)

基本パック ¥250,000/本(税別)
統合パック ¥500,000/本(税別)

Femtet®についての詳細はムラタソフトウェアのウェブサイトにてご確認ください。 
URL: http://www.muratasoftware.com/index.html


セミナー開催について

Femtet®2014をより多くの技術者の方にご理解いただくため、株式会社村田製作所東京支社内(東京都渋谷区)、ならびに株式会社村田製作所本社内(京都府長岡京市)にて無料セミナーを開催します。

セミナーの詳細、およびお申し込みはムラタソフトウェアのウェブサイトをご参照ください。
http://www.muratasoftware.com/support/event/index.html


ムラタについて

村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。
詳細はこちらのページをご覧ください。www.murata.com/ja-jp