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SAWデバイス「I.H.P.SAWフィルタ」2017年日経優秀製品・サービス賞 最優秀賞 日経産業新聞賞を受賞

2018/01/05

株式会社村田製作所
代表取締役会長兼社長 村田 恒夫

要旨

株式会社村田製作所のSAWデバイス「I.H.P.SAWフィルタ」が、「2017年日経優秀製品・サービス賞 最優秀賞 日経産業新聞賞」を受賞しました。


日経優秀製品・サービス賞について

「日経優秀製品・サービス賞」は毎年1回、特に優れた新製品・新サービスを表彰するもので、今年で36回目を迎えます。原則として2017年1~12月の1年間に日本経済新聞、日経産業新聞、日経MJ、日経ヴェリタス、日経新聞電子版、Nikkei Asian Reviewの各媒体に掲載された約2万点の中から審査委員会の厳正な審査を経て選ばれた新製品・サービス約40点が表彰されます。


I.H.P.SAWフィルタについて

特定の周波数を選別することが出来るSAWデバイスは、スマートフォンをはじめとする通信端末において不可欠な部品のひとつであり、多いもので1台のスマートフォンに50個以上搭載されています。当社はSAWデバイスで50%の世界シェアを有していますが、近年、通信の高周波化や周波数帯の近接化にともない、急峻かつ低損失なフィルタ特性や安定した温度特性が要求されるようになってきており、従来のSAWデバイスでは対応が難しい領域がありました。
今回受賞したI.H.P.SAWフィルタは、当社独自の技術により従来よりも効率的にSAWエネルギーを伝播できる技術を新たに開発したことで、より高性能で、小型、低コスト化が可能となり、これまでSAWデバイスでは対応が難しかった周波数帯においても対応が可能となりました。
今後も市場ニーズに迅速に対応し、通信技術の発展と高周波回路の小型化、高性能化に貢献してまいります。


関連資料

ニュースリリース「ムラタ独自技術による新型SAWデュプレクサを商品化」

ムラタについて

村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。

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