電磁界シミュレーションに対応した高周波インダクタ3D CAEデータを公開

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2017/12/13

要旨

株式会社村田製作所は、高周波電磁界の解析が可能な高周波インダクタ3D CAEデータ*1 (ANSYS® HFSS*2向け)を公開しました。
2017年12月から当社ウェブサイトの設計支援ツールページにて掲載しています。

  

背景

近年、高周波通信回路の設計の効率化の一環で、電磁界解析ツールを用いてシミュレーションを行うケースが増えてきています。そこで当社は、電磁界シミュレータにANSYS® HFSSで使用可能な高周波インダクタLQP03TNシリーズの3D CAEデータを公開しました。

当ツールを使用することにより、インダクタと周辺回路との電磁干渉をシミュレーションする際に、インダクタの部品データを入力する必要がなくなり入力時間の削減が図れます。
当ツールは、ANSYS® HFSS R18以降に対応しています。

今後、LQP03TNシリーズ以外のLQPシリーズにも対応する予定をしており、当社は、さらに設計費用やリスクの低減、製品リリースまでの時間短縮に貢献していきます。

  

設計支援ツール

高周波インダクタ3D CAEデータ(ANSYS® HFSS向け)ダウンロードページ


  

用語説明

*1  高周波インダクタ3D CAEデータ(ANSYS® HFSS向け):

高周波インダクタの3D形状と材料特性を記述したデータであり、ANSYS HFSSに取り込むことにより、インダクタの内部や外部に発生する電磁界をシミュレーションすることができ、インダクタと周辺の磁気干渉の影響などを確認することができる。


*2  ANSYS® HFSS : ANSYS社製の高周波電磁界シミュレーション解析ツール



ムラタについて

村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。
詳細はこちらのページをご覧ください。www.murata.com/ja-jp