一般的にハンドボールはマイナースポーツですが、氷見市は「ハンドボールの聖地」を目指しており、2006年から向こう10年、春の全国中学生ハンドボール選手権は氷見市で開かれるほどで、市内ではメジャーなスポーツです。ハンドボールは、前半・後半30分ずつ走りっぱなしで実際にやるとハードですが、スピード感がありとても魅力的なスポーツです。
私は小学校3年生から高校卒業~実業団1年の計11年ハンドボールをしていました。走り込みや筋トレなど毎日休みなく練習し、特に私は負けず嫌いだったこともあり試合に負けたら自主練習をしていたくらいでした。もちろん放課後も土日も練習漬けでほかの友達が羨ましかった事を覚えています。
ハンドボールを辞めるときは、「今までがんばってきたのに無駄になったなぁ」とか「もっと早く辞めて遊んでおけば良かったなぁ」とネガティブな思いも湧きましたが、礼儀作法や何事にも一生懸命取り組む姿勢、チームワークの大切さ、そしてあの時辛かったからこそ今辛いことがあっても「あの時に比べたら・・・」と大きな支えになり、無駄ではなかったと思えます。
社会人3年目の今日、ハンドボールで学んだ経験をもとに、氷見村田製作所という新たなフィールドで一生懸命走って行こうと思っています。