出雲科学館での中3向け理科学習のお手伝いをしました。 

2017/10/17

地域貢献活動

出雲村田製作所 総務課です。

当社は、9月27日(水)~10月17日(木)までの間、出雲市内の中学三年生全員を対象に出雲科学館で行われた「科学技術の発展」という授業のお手伝いをさせていただきました。この出雲科学館の先生方と行う協働授業は、2007年から始まり、今年で11回目となりました。今年は、16校1696名の生徒のみなさんを対象に実施しました。



お手伝いしたスタッフは、当社の従業員から希望者を募り、対象となる中学校の卒業生や中学校に通っている生徒のお父さん、お母さんなど、延べ41名です。お子さんには内緒で、授業にサプライズ登場したお父さん、お母さんもいました。









授業の中では、積層セラミックコンデンサの役割や、セイサク君が倒れない理由、開発までの苦労話などが紹介されました。また、セイサク君のS字平均台デモンストレーションでは、平均台の幅ぎりぎりを走る様子を生徒のみなさんに見ていただきました。この授業のあと、生徒のみなさんはプログラミングの実習で実際にロボットを動かすという授業を受けるのですが、自分でプログラミングをしてみて、セイサク君のプログラムの複雑さに改めて驚いたという声もありました。

後日、科学館の先生方からメッセージをいただきましたので、一部抜粋して紹介したいと思います。

「出雲村田製作所と出雲科学館が一緒に歩み始めてから10年がたちました。単純計算で、10年間で1万名以上の生徒がムラタセイサク君と学習したことになります。この間、ムラタセイサク君は、生徒たちの科学に対する興味を更に深め、新たなる技術者や研究者を生み出し続けています。今後も科学が大好きな子どもたちが社会に巣立っていくように、出雲科学館も邁進していきます。ありがとうございました。」

出雲科学館での授業は、先生方の息の合った完璧な説明、無駄のない進行など、私たちも勉強させていただいた毎日でした。今後もこどもたちが科学へ興味を持つきっかけ作りのお手伝いができたらと思っています。

科学館の先生方、今年もありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。