新生産棟の立地計画認定書の交付及び覚書の調印について

2018/10/01

お知らせ

出雲村田製作所は、積層セラミックコンデンサの需要増加に対応し生産能力を増大するため、2018年10月より新生産棟の建設を行います。これに先立ち、9月28日に島根県庁にて島根県企業立地推進条例に基づく立地計画認定書の交付及び覚書の調印式が行われました。

山陰放送 (BSS) 制作 「生たまごBang! 」 

左から溝口島根県知事、弊社代表井上、長岡出雲市長


【代表取締役社長井上亨 調印式挨拶文要旨】

出雲村田製作所の主力製品であります積層セラミックコンデンサの新棟建設にあたり、このたび立地計画書を申請いたしました。本日有難くも島根県企業立地促進条例に基づく認定をいただき、ここに覚書を締結できましたことは、出雲村田製作所にとりまして、大きな喜びであり感謝申し上げます。

近年、顧客ニーズの多様化にともない電子機器機能の高度化、市場の多様化が進展し積層セラミックコンデンサに対する需要が高まっております。特に、車載分野で自動車の電装化・高機能化が進展したこと、またスマートフォンの普及により電子部品需要が増加しています。このような状況下で、当社としては、積層セラミックコンデンサの生産能力増大を図るために新棟を建設し、生産能力拡大と生産性向上に最大限努めたいと考えております。

本日の調印を機に、さらに経営の革新と事業拡大を図りつつ、当地の企業としてしっかり根をおろし、皆様方のご期待にそえるような会社づくりを進める所存ですので、今後とも変わらぬご支援・ご鞭撻賜りますようお願い申し上げます。


【新生産棟の概要】

新生産棟完成予想図

構造・規模:鉄骨造 4階建
建設予定地:斐川中央工業団地内(出雲村田製作所から南へ700m)
延床面積 :41,126㎡
建築面積 :10,174㎡ 
工事期間 :着工2018年10月
      竣工2019年11月予定
総投資額 :400億円(建物、生産設備含む)