品質管理 S.H.

入社
2014年入社

学生時代の専門・専攻
物理科 量子物質科学専攻

スキル
情報収集・分析力/語学力/会話力/プレゼンテーション力

責任感と緊張感を忘れない「出荷の門番」。使う側の気持ちでより良い製品を

入社動機

セラミックコンデンサで、世界No.1のシェアを維持している技術力に惹かれました。私たちの生活に欠かせない製品ですし、物理科で学んだ知識も活かせると思いました。出雲市出身なので、敷地内の桜や椿の一般公開や、小学校への出前学習など、地域貢献に対して熱心に取り組んでいることも知っていました。

業務内容

品質管理課の仕事は、大きく分けて3つ。顧客からのクレーム対応、ラインで製造される製品の品質管理、そして製品を作るために必要となる部資材の受け入れです。
私は主にラインの品質管理を担当しており、工程内の維持管理と品質の改善活動に取り組んでいます。工程内の不具合にいち早く気づき、被害を最小限に食い止められるよう、常に目を光らせています。異常が発生したら、関係部門に情報を発信し、原因を突き止めます。実物や現場を見て、不具合の内容や使った設備の状態、不良品の製造経歴などを調べます。すぐに原因がわかることもあれば、数ヶ月かかることもあります。原因がわかれば、不良品を二度と出さない方法を関係部門と共に考えます。いろいろな部門の人と普段から積極的にコミュニケーションを取るように心がけています。
品質管理課は、いわば出荷の番人で、最終判断を任されています。実際にラインを止めるという大きな判断をしたこともあります。たった一つの不良品でも、もしもそれが自分のスマホに入っていたら?と考えると、流出させるわけにはいきません。ある意味で、お客さまに一番近い立場だと思います。
コンデンサを製造している会社は他にもありますが「品質といえばムラタ」と言ってもらうのが目標です。

会社自慢

私は、「こんなことにチャレンジしたい」という思いを否定されたことがありません。思いを実現するためには、周りを納得させることは必要ですが、上司や他部門からのサポートもあり、いろんなことに挑戦することができています。どんなことにもチャレンジできる、こんなに面白いことはないですね。