工場長メッセージ

取締役工場長 瀬田 邦仁
取締役工場長 瀬田 邦仁
登米村田製作所WEBサイトにアクセス頂き、ありがとうございます。

当社は国内外100社以上の連結子会社および関係会社を擁する総合電子部品メーカー「株式会社村田製作所」のグループ企業として、1998年の2月より操業を開始しました。

当社が建つ登米市は、『夢・大地 みんなが愛する水の里』をキャッチフレーズとした、肥沃な大地と豊かな水に恵まれた田園の町であり、おいしい宮城米「ササニシキ」「ひとめぼれ」の主産地として、県内有数の米どころとなっております。また、市内の東には、水鳥の飛来地として、釧路湿原に次いでラムサール条約に登録された「伊豆沼・内沼」があり、冬になるとたくさんの水鳥がシベリア方面からこの地をめざして飛来してきます。そして、水鳥も去って夏を向えた頃には、淡いピンク色のハスの花が沼一面を覆い尽くすほどに咲き誇り、その情景は美しさもスケールも日本一と言われ、沼上遊覧では、得も言われぬ感覚を味わうことができます。

当社はこの自然豊かな登米の地より、スマートフォンに代表される移動体通信機器、デジタルAV機器、そして、電子化が進んできた自動車用部品などにおいて欠くことができない、ノイズ対策部品「巻線チップインダクタ」を全世界のお客様にお届けしています。

当社が生産している最小サイズの製品は、外寸「0.7×0.3mm」であり、ここに直径15µm (髪の毛の太さは約50~80µm) の銅線がコイル状に巻かれています。コイル製品において必要な特性を得るためには、巻き数、巻きピッチの制御および電極との接合を確実に行う加工技術が必要となります。これらを制御できる設備 (巻線機) と最適な状態を維持する設備保全力に加え、材料においても材質・形状、銅線の絶縁被膜材質・厚みなどを最適化する応用力、そして極細線の扱いと、製品の良否を判断する作業者の卓越した技能など、当社はこうした巻線技術によって成り立っております。

現在、私たちを取り巻く環境は、通信技術の急激な進展により、身の回りにある様々なモノがネットワークでつながる時代となり、本格的な高度情報化社会の到来を迎えつつあります。当社が生産する「巻線チップインダクタ」は、このような社会の動勢にあって、その実現のための一翼を担っていると言えるものであり、ますます欠かせない部品となっております。

私たちはこのような状況の下、「企業を通して、社会に貢献する喜びと誇りをもとう」といった、ムラタグループ創業の精神のもと、お客様に魅力的な品質の製品を提供するため、組織風土のより良き変化への取り組みとして、様々な活動を行っています。
この活動は社内での最適QCDの実現に向けたものにとどまることなく、地域に目を向けた活動も活発に行っており、その一つである「森林保全活動」では、当社が協定を結んでいる森林の敷地面積は、東京ドームの7.6倍もの広さを有しています。この全国的にもあまり例のない広さに、私たちがこれまでの6年間で植栽したヤマザクラなどの苗木は約3,000本となっており、これだけを捉えても、当社の活動に対する熱意を感じて頂けると思います。
植栽したサクラが山の丘一面を覆うまでには、この先20年ほど後になると思いますが、咲き誇ったサクラは、たくさんの方々の目を楽しませ、心に癒しを与えてくれるものと、今から楽しみにしております。
私たちはそんな情景を思い描きながら活動に取り組んでいます。

登米村田で働くことで、人が成長し、そして、様々なことから「社会に貢献する喜びと誇り」を知る。
「ヒューマン・ファクトリー」登米村田製作所は、そのような会社でありたいと考えております。