業績・財務・ESGデータ

業績予想

2023年10月31日発表

  • ※2023年度より従来の米国会計基準に替えて、国際財務報告基準(以下、IFRS)を任意適用します。このため2023年度の連結業績予想は、IFRSに基づき作成しています。
    なお、次頁以降に記載の「増減(参考値)」は2023年度予想(IFRS)と2022年度実績(米国会計基準)の差額及び増減割合を示しています。

業績予想(グラフ)

業績予想 のグラフ 

業績予想

各3月期 2023年実績 2024年予想 伸率
(%)
億円 % 億円 %
売上高 16,868 100.0 16,200 100.0 ▲4.0
営業利益 2,979 17.7 2,700 16.7 ▲9.4
税引前当期純利益 3,149 18.7 2,980 18.4 ▲5.4
当期純利益 2,537 15.0 2,250 13.9 ▲11.3
設備投資 2,081 - 2,200 - +5.7
減価償却費 1,613 9.6 1,740 10.7 +7.9
研究開発費 1,242 7.4 1,300 8.0 +4.6
為替レート (対米ドル) 135.48 (円) - 143.00 (円) - -

2024年3月期の売上高見通しは、コンデンサがモビリティ向けで増加するものの、コネクティビティモジュールが事業ポートフォリオ見直しにより大きく減少することに加え、リチウムイオン二次電池がパワーツール向けで減少することを見込んでおります。その結果、為替変動の影響もあり、2023年3月期比4.0%減の1兆6,200億円を計画しております。利益見通しにつきましては、コストダウンや円安効果などの増益要因に対し、操業度損や製品価格の値下がりといった減益要因により、営業利益は2,700億円(2023年3月期比9.5%減)、税引前当期純利益は2,980億円(同1.6%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益は2,250億円(同7.7%減)と減益を計画しております。
設備投資は中期的視点に立ち、需要の拡大が期待できる製品の生産能力増強や生産棟の建設を中心に、全体で2,200億円を計画しております。
ROIC(税引前)につきましては、投下資本の増加を抑制するものの、営業利益が大きく減少することにより、2023年3月期比2.1ポイント減の12.3%になると見込んでおります。

事業別売上予想

各3月期 2023年実績 2024年予想 増減
億円 % 億円 % 億円 %
コンデンサ 7,388 43.8 7,487 46.2 +99 +1.3
インダクタ・EMIフィルタ 1,753 10.4 1,751 10.8 ▲2 ▲0.1
コンポーネント 9,142 54.2 9,238 57.0 +97 +1.1
高周波・通信 4,536 26.9 4,288 26.5 ▲248 ▲5.5
エナジー・パワー 2,146 12.7 1,625 10.0 ▲521 ▲24.3
機能デバイス 928 5.5 925 5.7 ▲3 ▲0.3
デバイス・モジュール 7,610 45.1 6,838 42.2 ▲722 ▲10.1
その他 117 0.7 124 0.8 +7 +6.1
売上高計 16,868 100.0 16,200 100.0 ▲668 ▲4.0

用途別売上予想

各3月期 2023年実績 2024年予想 増減
億円 % 億円 % 億円 %
通信 6,592 39.1 6,497 40.1 ▲95 ▲1.4
モビリティ 3,902 23.1 4,351 26.9 +449 +11.5
コンピュータ 2,247 13.3 1,926 11.9 ▲321 ▲14.3
家電 1,978 11.7 1,548 9.6 ▲430 ▲21.8
産業・その他 2,148 12.7 1,878 11.6 ▲270 ▲12.6
売上高計 16,868 100.0 16,200 100.0 ▲668 ▲4.0