マイクロ電池大電流タイプ

大電流タイプは、「LoRa」や「SIGFOX」といったLPWA (Low Power Wide Area)通信方式を採用する物流・資産管理のためのトラッキングデバイスや、屋外インフラ・FA制御機器・環境監視センサなどへの採用を想定しています。

マイクロ電池 大電流タイプ

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コイン型二酸化マンガンリチウム電池>大電流タイプ

シリーズラインアップ

以下のシリーズラインアップの適用用途は、民生機器と医療機器GHTF Class Aになります。(用途の詳細)
車載機器、医療機器 GHTF Class B・Cの対応品については、お客様とお取引のある当社営業窓口・代理店・商社、またはお問い合わせフォームまでお問い合わせください。

左右にスワイプ可能です 横持ちでご覧ください
      
品番 データシート スペックシート ステータス 公称容量 直径 高さ 質量 公称電圧 使用温度範囲 IEC (JIS)
CR2032R PDFファイルを開く PDFファイルを開く NRND 200mAh 20mm 3.2mm 3g 3.0V −30°C ~ 70°C CR2032
CR2032R-HE1 PDFファイルを開く NRND 200mAh 20mm 3.2mm 3.4g 3.0V −30°C ~ 70°C CR2032
CR2032R-HO6 PDFファイルを開く NRND 200mAh 20mm 3.2mm 3.3g 3.0V −30°C ~ 70°C CR2032
CR2450R PDFファイルを開く PDFファイルを開く NRND 500mAh 24.5mm 5mm 6g 3.0V −30°C ~ 70°C CR2450
CR2450R-HE6 PDFファイルを開く NRND 500mAh 24.5mm 5mm 6.4g 3.0V −30°C ~ 70°C CR2450
CR2450R-HO5 PDFファイルを開く NRND 500mAh 24.5mm 5mm 6.3g 3.0V −30°C ~ 70°C CR2450
  • 公称容量は、標準放電電流で放電した時の容量(温度:23°C、終止電圧:2.0V)です。
  • ここに記載の数値は、保証値ではありません。

この定格表に記載されていないサイズの電池及び特殊形状、特殊仕様のご希望がございましたらお問い合わせください。

タブ形状一覧

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基板取付方向 H
V
M
タブ仕様 形状 C E O E P
負極幅 (mm) 0.75 0.75 0.75 0.75 1.8 2.8 0.75 2.0 1.8
正極幅 (mm) 0.75 0.75×2 0.75×2 0.75×2 2.8 1.8 0.75×2 2.0 1.8
ピッチ (mm) 20.5 17.8 20.5 35.6 20.5 19.4 N/A N/A N/A
大電流タイプ CR2032R-TAB
NRND
    CR2032R-HE1
  CR2032R-HO6
       
CR2450R-TAB
NRND
    CR2450R-HE6
  CR2450R-HO5
       

このラインアップに記載されていない、タブ仕様、絶縁チューブ仕様のモデルも取り揃えています。詳細はお問い合わせください。

用途

適用用途
  • 民生機器:家電機器・AV機器・通信機器・情報機器・事務機器・家庭用ロボット機器といった民生機器、かつ、その機能が人命及び財産の保護に直接的にかかわらない機器に使用できる製品。
  • 医療機器(GHTF Class A):国際分類クラスGHTF/IMDRFでClass Aで規定される医療機器で、かつ、その機能が人命及び財産の保護に直接的にかかわらない機器に使用できる製品。
適用外用途

車載機器、医療機器GHTF Class B・C・D及び当ウェブサイトの 「ご使用上のご注意」に書かれている用途。

※ 車載機器、医療機器 GHTF Class B・Cの対応品については、お客様とお取引のある当社営業窓口・代理店・商社、またはお問い合わせフォームまでお問い合わせください。

動画

IoT機器に適したコイン形リチウム電池「大電流タイプ」のご紹介

負荷特性を向上し、IoT(LPWA)機器などの電源ニーズに対応した「大電流タイプ」のコイン形リチウム電池を開発いたしました。
物流・資産管理のためのトラッキングデバイスや屋外インフラ・環境監視センサなどにご利用いただけます。

関連動画

特長

  • 最大パルス放電電流 *1が従来比で約2倍!
    大電流タイプは、標準タイプに比べて、放電が進んでも電流値を高く保つことができます。最大パルス放電電流 *1を、標準タイプの約2倍の50mAに高めています。従来、コイン形リチウム電池では困難だった、ピーク電流の高い「LoRa」などのLPWA通信機器にも、お使いいただけるようになりました *2

    *123°Cの環境下、公称容量の50%まで放電した状態で、2V以上の電圧でパルス放電(3秒間)できる最大の電流値
    *2使用環境や使用条件により異なる場合があります

  • 容量利用率放電時間が従来比で約3倍! *3
    標準タイプに比べて、電池の容量を有効に活用できるため、放電が進んでも高い電圧を保つことができます。IoT向けの機器に採用した場合に、1回の電池交換で従来よりも長期にわたって使用できるので電池の交換頻度を減らすことができ、データ収集の安定性やシステムの信頼性向上、管理コストの低減につながります。

    *323°Cの環境下、45mAで3秒放電、33秒無放電のパルス放電条件