紙テープではチップ部品を実装機へフィードする際、テープ自体から発生する粉塵が微小部品の接合に不具合を起こさせることがあります。
エンボステープ包装では、プラスチック製であるため、こうした問題を解消でき、クリーンルームでの超小型チップ部品の実装が可能となりさまざまな基板実装ニーズに対応できるようになります。
エンボステープは従来の紙テープに比べ、キャビティ内のケバ立ちが少ないため、キャビティ内のクリアランスが向上します。これにより実装機のチップ部品吸着ノズルのピックアップミスを回避することが可能になります。
W4P1エンボステープは、包装材からの発塵がないため、実装工程での吸着ノズルの詰りがありません。
そのため、頻繁に吸着ノズルのメンテナンスを行わなくても、常に安定した部品吸着が実現できます。