各シリーズの特徴

ECASシリーズについて

アルミ電解コンデンサは陰極材料と構造で分けると大きく3タイプあり、ムラタのアルミコンデンサは全固体の積層型高分子アルミコンデンサ(ECASシリーズ)です(図1参照)。

その他は缶タイプの捲回型で、陰極に電解液を用いているものと、高分子を用いているものがあります。 ECASシリーズの特徴は伝導度が高い導電性高分子を陰極に用いていることに加えて、アルミ素子を積層することで電解コンデンサの中では最もESRが低くできます。

また、静電容量を大きくとることができ、かつ、DCバイアス特性が無いため直流電圧をかけた時の実使用上の静電容量が安定しています。このように、低ESR、高容量かつ容量が安定しているという点がECASシリーズの最大の特徴です。

図1 ECASシリーズの構造例

図2 ECASシリーズの製品ラインナップ


ECNSシリーズについて

積層型導電性高分子アルミコンデンサは、DCバイアス特性がない、低ESR、高容量かつ容量が安定しているという特徴を持っていますが、サイズの点で近年の小型電気・電子機器においては採用が難しい場面がありました。

ECNSシリーズは積層型導電性高分子アルミコンデンサでありながら、3.5×2.8mmと小型化を実現しているという点が最大の特徴です。

これまでMLCCやTaコンデンサをお使いの中で、

  • AV機器などでDCバイアス対策、音鳴き対策に悩まされていた。
  • 電源回路のリプルノイズの低減やコンデンサのショート不具合に苦労していた。

というお悩みをお持ちのお客様にご活用いただけます。