LPWA製品ムラタのLPWA 特長

ムラタは通信機器で培った無線通信モジュールの実績を基に、小型かつ高品質で、各種無線認証取得済のLPWAモジュールを安定して供給することが可能です。

動画 ムラタのLPWAモジュール

ムラタのLPWAにおける強み

【LPWAの多様な通信規格への対応】

LoRa(LoRaWAN)、LTE Cat-M1、NB-IoTそれぞれの強みを持つ多様な通信規格に対応することで、お客様のニーズに最適な通信規格・モジュールを提供しています。

【これまでの無線通信技術で培ったノウハウ】

ムラタにはこれまで開発・製造してきたBluetoothやWi-Fiなどの通信モジュールのノウハウがあります。その中でもスマートフォン向けの通信モジュールでは世界シェアの過半数を占めます。
それらの技術知見を活かし、小型で高品質、無線認証取得済ですぐに使用可能なLPWAモジュールを安定して供給することが可能です。
また、アンテナ設計のコンサルティングなどハードウェア設計のサポートも可能です。

【他社との連携によるトータルソリューション】

LPWAの使われるIoT分野は非常に多種多様です。ムラタは3rdパーティーとの連携によりお客様のニーズに応じて、認証やモジュール以外の部分まで含めたトータルソリューションを提供することが可能です。

ムラタが選ばれる理由

業界最小かつ軽量

IoT機器の開発において、ウェアラブルなど小型で軽量なものやデザイン設計性が求められるシーンが多くあります。ムラタのLPWAモジュールは業界最小モジュールとしてハードウェア設計にご活用いただけます。

強固なパートナーシップ

市場をリードするICメーカーとの強固なパートナーシップにより安定供給と高品質での提供が可能です。

無線標準規格対応

ムラタのモジュールは各種無線標準規格・電波法に対応しています。
それにより無線認証に要するコストの軽減と期間の短縮が可能です。

BOMと部品供給の簡素化

BOM(Bills of materials)とは設計時に必要な部品表です。
このBOMと部品供給の簡素化によりスムーズに開発をスタートする事が可能です。

市場投入期間の短縮

IoT市場において投入時期というのは非常に重要なものになりますが、ムラタではRF(高周波回路)設計と認証の簡素化を行い、設計資源の削減につなげることで製品化プロセスの簡易化とテスト期間の短縮を図ることができます。

セルラーLPWA

セルラーLPWAとして、携帯電話通信事業者が全国に設置した携帯電話基地局を利用し低消費電力、広域カバレッジ、低データレートなどの要件に対応しています。
セルラーLPWAは3GPPグループが策定した新規格の総称です。利用する際は携帯電話通信事業者の通信網を使う必要があります。

ムラタのLTE Cat.M1(LTE-M)/NB-IoTモジュール

LTE Cat.M1(LTE-M)

【モビリティ対応・NBIoTと比較して、大きなデータ通信が対応可能】
LTE Cat.M1(LTE-M)は、高信頼性と低遅延、低消費電力が特徴です。電池の交換を前提としたIoT機器などに活用いただけます。

NB-IoT

【広いカバレッジと少量のデータ通信】
超小型で低消費電力、かつ低コストのNB-IoT専用モジュールは、端末コストの削減を助けます。専有する帯域幅が狭いため、既存のネットワークと併存しやすく既存のLTEとの共存が容易です。

ノンセルラーLPWA

ノンセルラーLPWAはサブGHz帯を用いた通信技術です。
免許が不要(アンライセンス)で長距離無線プロトコルに対応したLoRaWAN™などがあります。
LoRaWAN™はLoRa Alliance™が規格を制定しており、ムラタはLoRaWAN™に対応したモジュールを展開しています。

ムラタのLoRa(LoRaWAN)モジュール

【業界最小のモジュールサイズ】
最小のエンドデバイスを設計することが可能です。また、1つのモジュールでアメリカ、ヨーロッパ、ASEANをカバー・クラスA、B、Cのデバイス動作をサポートしております。