LPWA製品Type 1SC-DM LBAD0XX1SC

Type 1SC-DM(LBAD0XX1SC)モジュールはグローバルな認証を取得している世界最小のCat.M1/NB-IoTモジュールです。
GPS/GNSS、OpenMCU、iSIMをサポートしています。
Truphoneと提携し、MVNOネットワーク通信をeSIM経由で提供可能です。

Product Status

In Production Recommended
最低発注数量 2000
製品の種類 モジュール
製品名 LBAD0XX1SC
グレード 工業用
対応LTEバンド Low Bands 5,8,12,13,14(CAT M1 Only),17,18,19,20,26,28
Mid Bands 1,2,3,4,25
チップセット Altair ALT1250
変調方式 LTE Cat.M1/NB-IoT Release 13 (*Release 14 – SW Upgrade)
アンテナ 外部(詳細はこちら
システムクロック Integrated 26MHz (TCXO) & 32KHz (X'Tal)
動作温度(最低) -40
動作温度(最高) 85
マウンティングの種類 LGA
パッケージの種類 樹脂モールド
寸法 11.1 x 11.4 x 1.5 mm (max)
インターフェース電圧 1.8v
供給電圧 2.85-4.35v
送信出力 +23dBm max
出力クラス Class 3 LTE出力
スリープモード電力 eDRX Current Consumption (avg)/LTE-M: 43 uA
PSM Current Consumption (avg)/LTE-M: 1.4 uA
ホストインターフェース UART
RoHS Yes
ソフトウェアの特徴 AT commands,
IPv4/IPv6 stack with TCP and UDP protocol,
SSL/TLS,
MQTT,
GPS/GLONASS(Optional)
認証 FCC/IC/RED/TELEC/KC/NCC
GCF/PTCRB
認証通信事業者 AT&T, KT, SKT, Pelion, Deutsch Telekom, Vodafone, Softbank, KDDI, Docomo, Soracom, Truphone…
バリエーション
*1SC-iUICC
*1SC-GPS/GLONASS
*1SC-Open MCU

*coming soon

シリーズ概要

Type 1SC-DMは、セルラーLTE-Mネットワークプロトコルをサポートした、コンパクトで低コストの新型LTE-Mモジュールです。
この新しいスタンドアローン型モジュールの大きさは、わずか11.1mm x 11.4mm x 1.5mm(最大)です。
銀でシールドした樹脂パッケージに格納され、Altair ALT1250トランシーバー、FEMモジュール、および外部フラッシュメモリを内蔵しています。
内蔵されたTCXOは堅牢で温度ドリフトが少なく、RFトランシーバーに正確なクロック源を供給します。

"LTE-M"とは?

LTE-Mは、LTE Cat-M1、つまりLong Term Evolution(4G)category M1の略語です。
この技術は、一般的にバッテリーで動作するIoTデバイスを4Gネットワーク(AT&TやVerizonなどのモバイルネットワークオペレーター(MNO))にゲートウェイを介さずに直接接続させることを目的にしています。
eMTC(enhanced Machine Type Communication)とも呼ばれるLTE-Mは、3GPPが開発した省電力広域ネットワーク(LPWAN)無線技術標準の一種であり、さまざまなセルラーデバイスやサービス(特にM2MやIoT用途)に対応できます。
グローバルモバイルサプライヤー協会が2019年3月に行った報告によると、NB-IoTまたはLTE-Mネットワークのいずれかを導入または開始した通信事業者は100社を超えています。
LTE-Mは、データ速度が高く、ネットワーク上の移動性や音声をサポートしています。
しかし、NB-IoTよりも広い帯域幅が必要です。
さらに、NB-IoTとは異なりガードバンドと呼ばれる周波数帯域を利用できません。
LTE-Mの詳細は、GSMA LTE-M 別ウィンドウで開く をご覧ください。

詳細はこちら

LTE-Mの主な特徴

ジオロケーション
- GPSフリー、低電力、かつ定期的なトラッキングが可能
コンパクト
- 従来ならセルラー接続の手段を持てなかったウェアラブルに魅力的な小型サイズ
標準規格
- PTCRB/GCF認証により、IoT用途で世界中の無線ネットワーク事業者とのグローバルな相互運用が向上
低電力
- 低消費電力に特化して設計されたプロトコルにより、バッテリー寿命が最大10年に延長
低コスト
- ユビキタス接続により低価格を実現
セキュア
- HTTPSとMQTTSをサポート
移動性
- セルラーネットワークにおいてセルエッジおよびハンドオーバー状況でスムーズな運用をサポート

"NB-IoT"とは?

NB-IoT(NarrowBand-Internet of Things)は、さまざまな新しいIoTデバイスやサービスを可能にするために開発された、標準ベースの省電力広域ネットワーク(LPWA)技術です。
NB-IoTは、ユーザーデバイスの消費電力、システム容量、特に深くまで届く通信範囲におけるスペクトラム効率の点で大幅に向上しています。
NB-IoTはLTE標準のサブセットを使用しますが、200kHzという単一の狭帯域幅に限定しています。
NB-IoTの詳細は、GSMA NB-IoT 別ウィンドウで開く をご覧ください。

詳細はこちら

NB-IoTの主な特徴

伝送コストが低減
- NB-IoTでは、ネットワーク遅延が重要視されない用途において低帯域幅のデータ通信をさらに低いコストで実現
標準規格
- PTCRB/GCF認証により、IoTで世界中の無線ネットワーク事業者とのグローバルな相互運用が向上
通信範囲が拡張
- セキュリティーや移動性が重要視されない用途において、LTE-Mの通信範囲が足りない場合はNB-IoTを使用、およびその逆も可能

ブロック図

TRUPHONEについて

単なる新型SIMではない、今までにない接続方法。
Truphoneは常識を破る新しい種類のモバイル接続を提供し、ユーザーにメリットをもたらします。
Truphoneを使用すれば、IoTデバイスの更新や接続をリモートかつ大規模に行うことができます。
簡単な操作で何千台にも及ぶデバイスの接続展開・管理が可能です。
お使いのデバイスへの接続の詳細やデータプランの開始は、Truphoneのウェブサイト 別ウィンドウで開く をご覧ください。
Truphoneで、IoT接続を簡単に。

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アプリケーションガイド

代表的なアプリケーション例

本モジュールの典型的な用途には、スマートメータリング、ウェアラブル、トラッキング、M2M、およびIoTエッジノードなどがあります。
幅広い温度に対応しています。
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*上記画像をクリックすると「IoT Business Cases」がダウンロードできます。