Type 1SC-DMは、セルラーLTE-Mネットワークプロトコルをサポートした、コンパクトで低コストの新型LTE-Mモジュールです。
この新しいスタンドアローン型モジュールの大きさは、わずか11.1mm x 11.4mm x 1.5mm(最大)です。
銀でシールドした樹脂パッケージに格納され、Altair ALT1250トランシーバー、FEMモジュール、および外部フラッシュメモリを内蔵しています。
内蔵されたTCXOは堅牢で温度ドリフトが少なく、RFトランシーバーに正確なクロック源を供給します。
LTE-Mは、LTE Cat-M1、つまりLong Term Evolution(4G)category M1の略語です。
この技術は、一般的にバッテリーで動作するIoTデバイスを4Gネットワーク(AT&TやVerizonなどのモバイルネットワークオペレーター(MNO))にゲートウェイを介さずに直接接続させることを目的にしています。
eMTC(enhanced Machine Type Communication)とも呼ばれるLTE-Mは、3GPPが開発した省電力広域ネットワーク(LPWAN)無線技術標準の一種であり、さまざまなセルラーデバイスやサービス(特にM2MやIoT用途)に対応できます。
グローバルモバイルサプライヤー協会が2019年3月に行った報告によると、NB-IoTまたはLTE-Mネットワークのいずれかを導入または開始した通信事業者は100社を超えています。
LTE-Mは、データ速度が高く、ネットワーク上の移動性や音声をサポートしています。
しかし、NB-IoTよりも広い帯域幅が必要です。
さらに、NB-IoTとは異なりガードバンドと呼ばれる周波数帯域を利用できません。
LTE-Mの詳細は、GSMA LTE-Mをご覧ください。
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NB-IoT(NarrowBand-Internet of Things)は、さまざまな新しいIoTデバイスやサービスを可能にするために開発された、標準ベースの省電力広域ネットワーク(LPWA)技術です。
NB-IoTは、ユーザーデバイスの消費電力、システム容量、特に深くまで届く通信範囲におけるスペクトラム効率の点で大幅に向上しています。
NB-IoTはLTE標準のサブセットを使用しますが、200kHzという単一の狭帯域幅に限定しています。
NB-IoTの詳細は、GSMA NB-IoTをご覧ください。
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