デジタル信号ラインにおけるEMI除去フィルタの働き
NFW31Sシリーズの場合、5素子相当の高いシェイプファクタを有しているため、信号波形をくずさずに、しかも高周波まで大きなノイズ除去効果が得られます。
低いシェイプファクタのため、信号が高速になると、ノイズ対策と同時に信号成分も減衰させてしまい、波形をくずしてしまいます。
構成している素子を単純に増やすことにより、シェイプファクタを向上させることは可能ですが、実装面積が広くなり、しかもコスト面でも不利となります。 また、一般に積層型のチップコンデンサを使用すると残留インダクタンスが大きく、高周波におけるノイズ除去効果が低下します。