オーディオ機器から良質な音を出力させるためには、電源品位も重要です。
図1は、ホームオーディオの電源コンセントに別の機器が接続されていた場合のTHD+Nの結果を示しています。
電源ラインに対策が行われていない場合には、可聴領域全体的でTHD+Nが悪化しているのに対して、対策を行ったものはTHD+Nが改善し、音質が良くなることが分かります。
電源ラインの対策としては、低周波から高周波まで対策が行える、大電流対応コモンモードチョークコイルPLT10HHやブロックタイプエミフィルBNXシリーズが効果的です。
両シリーズは電源ノイズ除去のために様々なセットで採用実績があります。