自動車用製品続々登場!!
-Powertrain/Safety・Infotainmentとは?-

2014/10/28 カテゴリー: SPECIAL CONTENTS

  • 基礎

近年「車載市場」において、環境やエネルギー、安全への意識の高まりに伴い、EV/HEV化による電動パワーシステム/二次電池の搭載や、各種電装機器の電動化、安全システムの更なる高機能化が進展をしています。

また外部の通信システムとの接続ニーズが高まり、無線通信のネットワーク化や、車載LANシステムの大容量伝送化が始まりました。その流れを受けたかたちで、IVI(In-Vehicle Infotainment)と称される走行系と安全系システムの協調を目指した車載機器の開発が目指されています。

このような状況下、当社では「車載市場」を重点取り組み市場と定め、お客様のさまざまなニーズにお応えすべく、高信頼性のEMI対策部品や、各種インダクタの開発・製品化を積極的に進めています。

従来より、車室内のITS情報通信機器や各種快適装備での使用を想定したインフォテインメント/ボディコントロール向け製品ラインアップと、厳しい使用環境に適合したパワートレイン(走行駆動系)/ セーフティ(安全装置系)向け高性能/高信頼性製品ラインナップを提供してきました。

加えてこの度、全世界のお客様から強く対応要望を頂いているAEC-Q200規格(注1)へ対応を実施することにしました。

広く厳しい-55~125℃といった使用温度範囲に代表されるパワートレイン/セーフティ対応製品では、従来と同様にAEC-Q200への対応を継続します。(注2) また、インフォテインメント対応製品についても、新たに高周波インダクタでは 巻線プロセスを活用したLQWシリーズ、フォトリソプロセス(注3)を活用したLQPシリーズを、パワーインダクタではLQHシリーズにてAEC-Q200対応のラインアップをリリースします。

車載向けコンポーネント(AEC-Q200対応品)

また、車載市場向け製品をお手軽にご指定頂く目的で、用途に応じて異なる当社品番を付与することにしました。すべての自動車電装機器用途として使用できる 「パワートレイン/セーフティ」向け品番、カーオーディオやナビゲーション等の比較的高信頼性を求められない車載機器で使用できる「インフォテインメント /ボディコントロール」向け品番、及び、主に民生機器用に使用できる「一般用」向け品番の3種類を導入します。(以下に一例を示します。)

電装・車載機器向け品番は、AEC-Q200を代表とした自動車市場から求められる信頼性を保有していることを示し、当社Webサイト、カタログにて容易に選択、指定できます。

当社では、今後も「車載市場」への貢献を目指し、皆様のご満足を頂ける製品開発に努めます。

  • 注1AEC規格(Automotive Electronics Council :車載電子部品評議会) とは、米国の大手自動車メーカと大手電子部品メーカで構成された業界団体で、当社もTechnical Committee Membersとして参画しています。車載用電子部品の信頼性や認定基準となる試験を規格化しており、現在、AEC-Q規格は車載市場向け電子部品の規格として広く採用されています。(AEC-Q100はIC等が対象、AECQ200は受動部品対象)
  • 注2当社のAEC-Q200対応品とは、AEC-Q200規格(受動部品対象)に準じた評価試験を実施した製品となります。各製品の仕様や評価試験方法・結果など、詳細はお問い合わせください。また、ご注文に際しては、納入仕様書の取り交わしをお願いします。
  • 注3フォトリソプロセスとは、感光性の物質を塗布した物質の表面を、パターン状に露光(感光性の物質に光を照射して反応させる)することで、露光された部分と露光されていない部分からなるパターンを生成し、現像液に浸すことで余分な部分を除去する技術です。
    主に半導体素子、プリント基板、印刷版、液晶ディスプレイパネル、プラズマディスプレイパネルなどの製造に用いられています。