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-チョーク用電源系インダクタの活用例-
有線接続評価で信号品位を改善させるためには、DC/DCコンバータの低周波ノイズ (スイッチングノイズ) を抑制する必要があります。 ここでは、各フィルタ条件の挿入損失を示します。挿入損失の周波数特性から、DC/DCコンバータのスイッチングノイズ (1MHz-10MHz) を抑制するためには、出力LCの直後にLQW15CNシリーズやBLM15PX121が有効といえます。 ここでの出力LCのインダクタンス値と静電容量は、6MHzのスイッチング周波数のDC/ DCコンバータを想定しています。
前項に示した各フィルタ条件1~6の挿入損失 (@6MHz) と、評価基板を用いて各フィルタ条件におけるACLR (L1) を評価した結果との関係を示します。 ここで、評価基板上のDC/DCコンバータのスイッチング周波数は6MHzです。
DC/DCコンバータの出力LCとPAのバイパスコンデンサを含めたフィルタの挿入損失と、ACLRの評価結果において相関関係が確認できます。
評価基板を用いて、前々項に示した各フィルタ条件1~6での電源ラインに重畳するDC/DCコンバータのスイッチングノイズのレベル (@6MHz) と、各フィルタ条件におけるACLR (L1) を評価した結果との関係を示します。
各フィルタ条件での電源ラインに重畳するDC/DCコンバータのスイッチングノイズのレベルと、各フィルタ条件におけるACLRの評価結果において、相関関係が確認できます。
電源ラインに直列にフィルタを挿入する場合、フィルタのRdc (直流抵抗) がRF信号品位に影響を与える場合があります。
フィルタのRdc (直流抵抗) が大きいと、PAのゲイン特性により、PAの入力電圧が降下し、RF信号に歪が生じる可能性があります。また、電力変換効率に与える影響が大きくなります。フィルタのRdc (直流抵抗) には、注意してください。
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