自動車のエンジンルーム内の電子機器は、過酷な温度環境下にさらされるため、そこに搭載される電子部品の実装には、高い耐熱性・耐温度サイクル性を有した導電性接着剤が使用されています。この導電性接着剤実装に対応するため、当社では、外部電極にAgPd電極を採用したチップ積層セラミックコンデンサ(GCGシリーズ)を商品化しています。今回そのラインアップ拡大を行いました。
- AEC-Q200*2に準拠した、自動車のパワートレイン、セーフティ機器向けの導電性接着剤専用品
- 外部電極に新規開発したAgPd電極を採用しており、高温環境下においても導電性接着剤との高い接合信頼性を得ることが可能
用途
自動車のエンジンルーム
代表品番
GCG1887U2A102JA01_, GCG32DC72A475KE01_
電気的特性
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1608Mサイズ
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3225Mサイズ
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温度特性
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U2J
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X7S
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X8L
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使用温度範囲
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-55~+125℃
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-55~+125℃
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-55~+150℃
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定格電圧
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100Vdc
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100Vdc
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100Vdc
( 電圧ディレーティング有 )
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静電容量
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1,000~10,000pF
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4.7μF
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4.7μF |
外径寸法
1608Mサイズ:1.6×0.8mm( T=0.8mm)
3225Mサイズ:3.2×2.5mm( T=2.0mm)
製品サイト
GCGシリーズ
用語説明
*1.
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導電性接着剤:温度変化による基板と部品の膨張伸縮が引き起こすストレスを緩和し、高い温度サイクル寿命を有しています。
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*2.
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AEC-Q200:Automotive Electronics Councilが策定した、車載電装部品に求められる信頼性試験規格。
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村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。
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