金属面に対応したUHF帯RFIDタグを商品化

2018/09/04

株式会社村田製作所
代表取締役会長兼社長 村田 恒夫

株式会社村田製作所(本社:京都府長岡京市、代表取締役会長兼社長:村田恒夫)は、金属面に対応したUHF帯RFIDタグ「LXMSANMXMG-202」(以下、「本製品」)を開発しました。2018年秋にサンプル出荷を開始し、量産は2019年初頭を予定しています。
本製品は、2018年9月12日~14日に東京ビッグサイトで開催される「第20回自動認識総合展」に出展します。


概要

従来、金属面へのRFIDタグの取り付けは、RFIDリーダーから放射される電波が金属面で反射することで通信が遮断されるという課題があり、一定の空間を設ける必要がありました。本製品は、村田製作所が持つ金属面に対応するRFIDタグに関する多数の特許技術を活用し、貼り付けた金属面をアンテナの一部として活用する製品として商品化しました。これにより、RFIDタグ単体と比べ金属面に貼り付けた状態では、通信可能距離が伸びる特長があります。

例えば、プラントや建設現場などの広大な敷地で使われる鉄資材や物品、製造業における設備・備品などの固定資産の管理は非常に多くの手間がかかります。金属面に対応した本製品をご活用いただければ専用のハンディ端末やゲートを用いた読み取りを行うことができ、安全で速やかな資産管理が可能となります。また村田製作所が提供するRFIDミドルウェアと組み合わせてお使いいただくと、固定資産の棚卸しだけでなく、特定の物品をピックアップすることが可能なモバイルアプリケーションもご利用いただけます。


特長

  • 通信プロトコルは、UHF帯 RFID規格ISO18000-63、EPC Global Gen2v2に準拠
  • 製品サイズは31×85×5.5mm(幅×長さ×高さ)
  • 世界で圧倒的なシェアをもつImpinj社の高性能Monza® R6Pタグ用ICを使用
  • 最大10mの長距離通信が可能(4W EIRP*1アンテナ使用時)
  • IP67規格に準拠した防水性能をもち、屋外での利用も可能

*1 EIRP: Effective Isotropic Radiated Power 実効等方放射電力


ムラタについて

村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。
詳細はこちらのページをご覧ください。www.murata.com/ja-jp