手術器具向けRFID ICタグの商品化

2019/08/30

株式会社村田製作所は、小型で金属面でも使用可能な手術器具向けRFID ICタグ「LXTBKZMCMG-010」を開発し、2019年8月から量産を開始しました。

近年、UDI規制*の強化で、医療機器に対するシリアルの付与が海外を中心に積極的に進められています。特に手術器具の管理は、数百種類の中から必要な器具を選定するため、作業者の習熟度によって間違った手術器具が準備される危険があり、病院内での使用回数や履歴の管理が医療業界では重要な課題となっています。

この課題に対して、村田製作所は、UHF帯RFIDの持つ長距離から複数個のタグを一括で読み取ることができる特長を活かし、手術器具向けICタグ「LXTBKZMCMG-010」を開発・量産を開始しました。小型で金属面への取り付けが可能なため、手術器具以外の用途にも使用することができます。

本製品は、2019年9月11日~9月13日に東京ビッグサイトで開催される「第21回自動認識総合展」に出展いたします。

【補足】
手術器具は洗浄と滅菌を繰り返し使用されるため、装着するICタグには耐久性と落下防止対策が必要になります。当社は、医療機関にサービス提供を行われるパートナー企業様向けに、手術器具へのタグの取り付けやその際のRFID通信への影響など共同で評価しています。

* UDI(Unique Device Identification)規制
医療機器の安全な使用・保管のため、医療機器に対して個別の識別子(バーコード等)の記載を求める法令。


関連サイト

手術向けICタグLXTBKZMCMG-010」
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ムラタについて

村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。
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