回転機器の簡易予防診断用無線式小型振動センサノードの量産開始

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2017/04/27

要旨

株式会社村田製作所は、無線式小型振動センサノードの量産を開始しました。
今後も市場拡大が期待されるIoT市場に対して、付加価値の高いセンサノードの商品展開を進めていきます。


背景

回転機器の予防保全を目的とした、振動測定によるモニタリングソリューションの需要が高まっております。
多種多様なセンサデータの収集が求められるIoT市場では、人間の五感で判断していた音、温度等を数値化できること、製品導入に伴う既存システムへの影響を最小限に留められることや誰にでも扱える操作性の良い製品が求められます。


特徴

・早期異常検出
本製品は、当社で開発したセンサ素子や無線モジュール等を活用したセンサノード※1とゲートウェイ※2で構成し、センサノードから無線送信された振動データをゲートウェイで収集します。
対象とする回転機器の振動データの推移をモニタリングする事で、機器異常の早期検出が可能です。

・無線通信
920MHz帯の無線を採用し、屋内・屋外の幅広いエリアがカバーできます。有線の監視センサやハンディ型計測器と比較すると配線工事が不要となる為、機器のオーバーホール等による再配線の手間や配線による引っ掛かり事故を防止すると共に、稼働中の機器への影響を最小限に抑えて設置・評価が可能です。手の届きにくい場所や対象機器が多く、メンテナンスに多量の時間を費やしている場合の代役として使用が可能です。

・バッテリー
センサ回路、無線通信回路、演算回路の低消費電力設計により、長期のバッテリー駆動が可能です。

・幅広い周波数帯域をカバー
当社のセンサ素子を活用し、~10kHzまでのモニタリングが可能です。
今後もセンサ素子の特長を活かし微小振動検知・高周波対応のラインアップを拡充していきます。


システム構成

無線振動センサノードのシステム構成


用語説明

※1 センサノード:センサ、無線機能、データ処理機能を実装した端末
※2 ゲートウェイ:異なったプロトコル(規格)を持つデータの相互通信を可能にする仕組みを持つ機器
ムラタについて

村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。
詳細はこちらのページをご覧ください。www.murata.com/ja-jp