CO2 センサビル空調制御用、室内環境測定用CO2センサ

高い測定精度・長期安定性・メンテナンスフリーが期待できます。
設計寿命10年、高性能エアフィルタを採用し、サージ対策電源回路を内蔵しています。
設置が容易なダクト設置用専用ケース付きもございます。

「二酸化炭素濃度測定器の選定等に関するガイドライン」に準拠

  • 経済産業省、産業用ガス検知警報器工業会 2021年11月1日発出

仕様

左右にスワイプ可能です 横持ちでご覧ください
構成 CO2測定範囲 品番 備考
モジュール単体67*92*20mm 0-3000ppm IMG-CA0012-00 -
ダクト設置用 ケース、ケーブル、プローブ付き
81*134*51mm(突起部除く)
0-3000ppm IMGXCA0006-21BB ケーブル長 : 1m
サンプル品番
室内環境測定用 ケース、ケーブル付き
80*125*32mm(突起部除く)
0-3000ppm IMG-CA0012-12 ケーブル長 : 5m
  • 測定範囲・出力電圧・ケーブル長等のカスタマイズをご希望の場合は、当社営業所または代理店にカスタマイズ希望とご連絡ください。
  • 1個から購入可能。
項目 スペック
動作温度 0 ~ 50°C
保管温度 −20 ~ 50°C
測定濃度範囲 0 ~ 3,000ppm
測定精度 ± (50ppm + 5% of reading)
Typ. ± (30ppm + 2.5% of reading)
長期安定性(ドリフト) ±50ppm/Year@1000ppm
入力電圧 DC 24V, DC12V
消費電力 Avg. 0.5W / Max. 2.0W
出力インターフェース アナログ 0 ~ 5V(換算式 600ppm/V)
測定間隔 5s

ビル空調制御、室内環境測定の課題とムラタの強み

ビル空調制御、室内環境測定の課題

  • ビル・建物の経年劣化や、湿度や温度などの環境条件によって、測定値が変動することがあるため、正確な測定が求められる。
  • ビル管理法(正式名称 : 建築物における衛生的環境の確保に関する法律)では建築物の維持管理に環境衛生上必要な事項である「建築物環境衛生管理基準」が定められており、その中でも「空気環境の調整」で二酸化炭素の含有率の基準が100万分の1000以下(=1000 ppm以下)と定められています。
  • ドリフト(定常的に誤差が生まれる性質)を想定した設定値による空調のエネルギーロス。
  • CO2センサは、高所などアクセスしにくい場所に設置されており、校正には基準ガスも必要なため校正作業が困難。
  • ビル管理法は、不特定多数の方が使用する「特定建築物」の維持管理に関しての法律であり、建築物の維持管理に環境衛生上必要な事項などが定められています。

ムラタのCO2センサの強み

村田製作所のCO2センサは2ビームNDIR方式を採用しており、ビル管理法によるCO2濃度の管理基準(1000ppm)を大きく上回る約400ppm以下の精度を正しく測定できます。ビル空調用ダクトへの取付けモデルで置き換えも容易。
また、独自の構造とアルゴリズムにより、測定値の劣化を自動校正し、長期安定とメンテナンスフリーによる省エネを実現します。