焦電型赤外線センサアプリケーションガイド-利用方法・用途- ウエイクアップ

ウェイクアップ 用途について

ムラタの焦電型赤外線センサはS/Nが高く、高性能であることが特長です。S/Nが高く、感度よく人を検知できる特長を活かし、ウェイクアップ機能では多くの機器などに活用いただけます。ウェイクアップ機能では電子機器だけでなくOA機器など起動時の待機時間が長くかかる機器にも活用いただけます。最近のデジタル家電やMFP(プリンタ)などのオフィス機器では電源ONから機器が起動するまでの待機時間が長くかかります。焦電型赤外線センサにより人を検知した時点で待機モードにすることにより電源ON時に機器を動作させることが可能になります。

アプリケーション例① デジタルサイネージ

店舗内や地下通路などのデジタルサイネージ。大画面で画像を流すので電力の使用量が多くなります。そこでで人が近づいた時に映像を流すことにより消費電力を抑えることが求められます。人に気づいてもらうためには人が近づいてくるタイミングで映像が流れ始める必要があります。絶えず人の往来がある場所では映像を流し続けていればいいのですが、暫く人の往来がなかった場合、焦電型赤外線センサである程度離れた距離の人を検知して、機器を起動させ映像を流し始めることが可能です。