焦電型赤外線センサ基礎知識

赤外線センサの概要をはじめ基本特性や特徴、動作原理など基礎知識としてご覧いただけます。

焦電型赤外線センサとは?

焦電型赤外線センサは、圧電セラミクスの一種である焦電セラミクスの焦電効果を赤外線検出の原理としたセンサです。
ムラタでは、長年培ってきた独自のセラミクス技術により高性能・高信頼性の焦電型赤外線センサを商品化しています。

赤外線センサの種類と比較

赤外線センサは動作原理により大きく分けて「熱型」と「量子型」の大きく分けて2つの種類があります。
焦電型赤外線センサは、「熱型」に分類されます。
また、同じ赤外線を利用したセンサでも利用する赤外線の波長によっても種類があります。

赤外線センサでできる事・できない事

焦電型赤外線センサは人を検知するのに最適なセンサですが、静止しているものは検知できません。

赤外線センサに使われるフレネルレンズとは?

センサのみでは遠くの人の動きは検知できません。
そのため、センサに赤外線を集める役割を持つレンズを一緒にご使用ください。

動作原理

センサに赤外線が入射するとセンサ部が温められ温度変化が生じます。
それらを電気信号として取りだし、出力信号として利用します。