空中超音波センサ超音波センサ 基礎知識

IoT社会の第一歩となる「検知する」を実現するセンサ技術。
超音波を利用した超音波センサ(開放型)はモビリティをはじめさまざまな分野での活用が期待されています。超音波の仕組みや使い方などを基礎知識としてご覧いただけます。

超音波センサとは?

超音波とは一般的に低周波・可聴域(0Hz~20kHz)を超えた周波数の音波のことを言います。超音波センサは圧電セラミックを伸び縮みさせ、振動を電気信号に、電気信号を振動に変換させて、超音波を受発信しています。

超音波の性質

超音波は伝搬する媒質により伝搬速度が異なる、周波数により指向性や分解能が異なるという性質があります。これら性能が計測距離や精度、検知範囲に影響します。

超音波でできること

超音波の媒質による伝搬速度の違いにより、媒質間での超音波の透過か反射が起こります。主にこの反射を利用することで物体の存在検知、状態検知、距離検知を行うことができます。

超音波センサの基本的な使い方

超音波センサを効率よく受発信するための筐体や取り付けの注意事項を説明します。

超音波センサ(開放型)の基本的な回路構成

距離検知用回路はパルス反射方式と呼ばれており、超音波の送信パルスから受信パルスまでの反射時間を計測します。物体までの反射時間を用いて物体までの距離を計算することが可能です。

超音波センサの各タイプの特徴

防滴形 / 高周波型 / 開放型 リードタイプの各タイプの特徴についてご紹介。