紙の重送検知では、1mm程度の精度と鋭い指向性が必要となってきます。従来の屈曲振動子では、70kHz以上の周波数になると実用的な特性が得られないため、高周波では圧電セラミックスの厚み縦振動を利用します。
この場合、圧電セラミックスと空気の音響インピーダンスのマッチングが重要になります。
圧電セラミックスの音響インピーダンスと空気の音響インピーダンスとの差が大きいため、圧電セラミックスの振動放射面でのロスが大きくなってしまいます。
このため、音響整合層として特殊な材料を圧電セラミックスに接着して、空気とのマッチングをはかっています。この構造で数100kHzまでの超音波センサが実現できます。
※スキャナ、プリンタ、ATMなどの紙葉重送検知用途に特化した製品です。
他の用途には対応致しかねます。
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