タイミングデバイス(水晶振動子/セラミック発振子)スマートメータ向け セラミック発振子 セラロック

スマートメータブロック図

各種スマートメータ(電力・ガス・熱・水道)に搭載されるディスプレイや超音波式流量センサ、マイコンに「セラミック発振子」、有線や無線の通信用のICに「水晶振動子」、データ読み込みの確認音デバイス用に「圧電サウンダ」が使用されています。

今回は「セラミック発振子(セラロック)」についてご紹介します。

セラミック発振子(セラロック)が選ばれる理由

簡単設計

  • ご使用のICに適した製品と回路定数を検索可能な「IC-タイミングデバイス検索ツール」…①
  • シンプルな回路構成(CL実装不要)…②

高信頼性

  • 周波数集中度が高く、物理変化に対して安定
  • 周波数波形の安定性(ジッターが少ない)

①IC-タイミングデバイス検索ツール/ SimSurfing

  1. 検索条件を入力(IC名など)
  2. 検索ボタンを押す
  3. 最適なIC回路情報が表示される

さっそく使ってみる

IC-タイミングデバイス マッチング検索

各種ICの推奨回路条件を簡単に確認できます。

②シンプルな回路構成

小型で部品数も削減可能。

セラロックは従来の水晶振動子より小型です。またムラタのセラロックは2つのコンデンサが内蔵されているため、2つの外部コンデンサが不要です。

スペースと搭載コスト削減に貢献

CERALOCK(3端子)
従来の水晶振動子(2端子)

③周波数波形の安定性(ジッターが少ない)

デジタル信号の品質を示す指標のひとつに、ジッター(jitter)があります。ジッターとは、主にデジタル信号の「タイミングの揺らぎ」のことです。ジッターによって回路間や機器間相互のタイミング関係が崩れると、システムが誤動作したり精度が落ちたりします。

セラロックを使用するとジッターが少なくなる

回路間タイミングが崩れず、システム誤作動を回避でき、精度も維持できる。

IC内蔵の発信回路の場合、ジッターが多くなる

回路間タイミングが崩れ、システム誤作動や精度が落ちる可能性がある。

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