セラミック発振子(セラロック)のFAQQ負荷容量のコンデンサはどの様なタイプを使えばいいですか。

A
発振回路の負荷容量に使用するコンデンサは3pF~2200pF程度ですので、高周波特性に優れたセラミックコンデンサが最も適しています。

セラロックは負荷容量により、周波数が変化しますので、できる限り精度がよく、かつ、温度補償用 (Qが高い) で温度係数が0のタイプを (許容差'J',温度特性'CH'タイプ) お奬めします。一般的には容量の初期精度と温度による変化 (-20~80℃) を合わせて、±20%程度のタイプでも問題なく使用できますが、ICによってはごく希に異常発振したり、発振が停止することもありますので注意が必要です。

当社評価実績から判断して負荷容量を推奨定数に対してE6系列で前後2段階の範囲で変化させても安定して発振していれば問題ないようです。

また、負荷容量の変化にともない周波数が変化しますので、容量が変化してもセットが正しく動作するかどうか確認が必要です。

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