当社は、化学物質の自主規制を中心とした組織的な活動を通じて、欧州における環境規制に迅速に対応しています。そして、電気電子機器へ特定物質の含有を規制する欧州RoHS指令 (※1) に対応できる製品を供給しています。
当社は、1996年に「製品に含まれる環境負荷化学物質の規制表」の初版を制定し、製品内に含まれる有害化学物質の削減・全廃にいち早く取り組んできました。
欧州RoHS指令で規制を受ける物質を、初版の段階からRoHS指令 (旧指令2002/95/EC) の公布・施行に先立って環境負荷化学物質の一種として使用・含有規制の対象とし、全廃に取り組んでまいりました。
お客様と仕入先様の協力を得て、2006年1月より、ムラタは欧州RoHS指令に適合しない製品の供給を終了し、さらに、新指令 (2011/65/EU) 適用下の改定 (2013年1月、2019年7月) 適用後についてもその体制を維持しています (お客様からの要求による一部の供給分を除く) 。
欧州RoHS対応に必要な主なポイントを以下に示します。それぞれの段階において、対策を講じ、総合的な対策体制を構築しています。
現品での確認は、外装ラベルまたは個装ラベルの表示 (下図) から確認することが出来ます。
当社のウェブサイトに掲載されている製品カタログ (PDFファイル) およびプロダクトサーチエンジンで検索出来る製品は欧州RoHS対応品です。ただし、プロダクトサーチエンジン検索結果の製品供給状態欄表示が、「生産中止」「生産中止予定」の場合は非対応品が含まれる場合があります。
また、上記で確認出来ない当社製品の欧州RoHS対応状況は、お手数ですが弊社営業所または販売代理店までご確認ください。