ワーカー自らがワークスタイルの変化に合わせ、自由に移動・増設可能な照明計画

2017/06/19

株式会社村田製作所
代表取締役社長 村田恒夫

~ライティングレール+無線制御対応照明器具で実現する「アダプタブルライティング」のご提案~

要旨

株式会社日建設計(代表取締役社長:亀井忠夫、以下:日建設計)、山田照明株式会社(代表取締役社長:山田光夫、以下山田照明)と株式会社村田製作所(代表取締役社長:村田恒夫、以下村田製作所)は共同で、ワークスタイルの変化に容易に対応可能な照明方式「アダプタブルライティング」の開発を行いました。
アダプタブルライティングは、ライティングレール*1を実装したオフィスで、照明器具をワークプレースに合わせた位置に取り付け、これに伴う点滅や調光、そのグループなどの制御も容易に変更、ワイヤレスで操作できるというものです。今回開発したライティングレール対応のオフィス用LED照明器具に、無線制御を組み込むことで実現しました。
働き方改革による知的生産性向上が求められる中、全体の調和を図りつつ、ワーカーそれぞれが求める光環境を実現できる本方式は、次世代の照明手法になると考えます。

補足

「どこでも」「いつでも」を実現できるライティングレール・無線制御対応照明器具

・ワークスタイル・ワークプレースに合わせ、最適な照明器具を最適な位置に設置、移動、増設できます。設置済みのライティングレールへの器具取付けであれば、電気工事士の資格は不要です。
・器具内蔵無線ユニットおよびワイヤレス制御ゲートウェイ*2により、点滅・調光やグループ操作などのワイヤレス制御を実現します。

オフィスに最適なミニマルなLED照明器具を開発

・オフィスで必要となる配光を厳選しました。ワークプレース、空間の明るさ感*3、インテリアの主張など目的や照明方式に合わせて選択できます。
・タスクライトの定番であるZ-LIGHT*4で山田照明が培ったミニマルデザインを、一般照明器具で実現しました。


天井にライティングレールが施工されていれば、照明の場所を気にせず、様々なレイアウト変更に対応可能となります。

器具のバリエーション

・ベース照明に加え、天井を明るくするアンビエント照明、スポットライト、ペンダント照明などのバリエーションを揃えます。


システムバリエーション

・エナジーハーベスト*5のスイッチ、センサもラインナップします。
・通常のライティングレールによるシステム(下図左上)に加え、省エネを進める直流給電(右上)バリエーションも検討中です。
・直流給電の発展形としては、直流電源装置(蓄電池)を設けることでのワークプレース単位でのBCP対応(左下)、太陽光発電など創エネ連携による更なる省エネ・省CO2対応のシステム(右下)なども視野に入れています。


*1: ライティングレールは配線ダクトなどとも呼ばれ、店舗や美術館などで多く使用されている配線器具です。
*2: 無線ユニットおよびワイヤレス制御ゲートウェイは村田製作所の製品です。照明のワイヤレス制御では多くの採用事例があります。
*3: 明るさ感とは実際に感じる空間的な明るさであり、近年重視されている指標です。
*4: Z-LIGHTは山田照明のタスクライトのブランド名です。オフィスでも多くの採用事例があります。
*5: エナジーハーベストとは、我々の身の回りにあるエネルギーを集めて電気に変換し、小さな機器を動作させる一連の流れを指しており、電源が不要です。



ムラタについて

村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。
詳細はこちらのページをご覧ください。www.murata.com/ja-jp