出雲村田製作所では地域貢献として青少年育成に取り組んでいます。その一環として2007年から出雲科学館と協働し、出雲市内のすべての中学3年生を対象に【科学技術と人間】をテーマとした科学授業を実施しています。
今年度は6月26日から7月5日の8日間にわたって実施し、計15校が参加しました。

約50分の授業のうち、前半はSDGsに関連した技術や光触媒技術、超伝導技術の紹介、後半では出雲村田製作所で製造している積層セラミックコンデンサとロボット技術を紹介しました。生徒のみなさんは真剣に耳を傾け、頷き、とても興味深そうな様子でした。昨年と同様に村田製作所が設計・製作を手掛けた球乗りロボット『村田製作所チアリーディング部』が登場すると、「かわいい！」「すごい！」など歓声を上げ、楽しそうに見入ってくれました。倒れず球に乗り続ける技術や、4体のロボットが互いにぶつからないように位置を保つ技術を説明し、プログラミングの凄さ、楽しさを実感してもらいました。このような科学授業を受けることで少しでも多くの生徒さんに科学について興味をもってもらい、モノづくりを好きになってもらえたらとても嬉しく思います。

今後も出雲科学館との協働で楽しく、ワクワクする授業を提供していきます。